2015日語能力考試一級閱讀精選問題(21)

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昭和40年代、次々に豊かさの指標(biāo)が示され、それを求めて誰も熱心に駆けだしていたころ、「五月病」という言葉が、大學(xué)新入生特有の癥狀として使われ出した。豊かになるために、父親は猛烈社員となって會社のために働き、母親は教育ママと化し子どもの尻を叩いた。受験競爭を加熱し、子ども自身の夢や目標(biāo)は顧みられることはなかった。そして、晴れて大學(xué)入學(xué)を果たした若者を襲ったのが「五月病」だった。
    五月の連休が明けたころから、ぼーっとした若者が大學(xué)で目につくようになったのだ。それまで親の決めたコースを必死に走ることだけが人生の目的だったまじめな學(xué)生が目標(biāo)を見失い、途方に暮れてしまったのだ。
    しかし、次第に大學(xué)のレジャーランド化が進(jìn)み、大學(xué)生の「五月病」は消滅していった。ところが、近年、「新五月病」といわれるものが問題になり始めている。これは、大學(xué)生ではなく新入社員などに見られる。楽しい大學(xué)生活が終わり、「社會」に始めて觸れた若者たちが、新しい環(huán)境になじめず、不安になるというものだ。終身雇用、年功序列が消え、一流社會も安定を誇れなくなった厳しいリストラ社會が要求しているのは、自ら考え行動できる人材である。指示を待っているだけでは誰も聲をかけてくれない。人と人との関係をうまく構(gòu)築できない若者には、社會の波はますます高くなっていくようだ。
    「注」大學(xué)のレジャーランド化: 大學(xué)生が大學(xué)で勉強(qiáng)しなくなったので、それをレジャーランド(遊園地)のようだと皮肉ことば
    問い「新五月病」には、どんな人がなりやすいのか。
    1. 自ら考え行動できる新入社員
    2. 楽しいことが好きな新入社員
    3. 一流會社に入れないかった新入社員
    4. 人の指示に素直に従う新入社員
    昭和40(公元1965)不斷展示著豐富的指標(biāo),為追求那些任何人都熱心奔走,“五月癥”的詞匯,是專為大學(xué)新生獨(dú)有的癥狀所用。為富裕,父親成為公司積極分子而奮斗,母親則是教育媽咪的典范—打孩子*(信奉棒棍底下出孝子)??荚嚫偁幍臒霟峄⒆觽冏约旱膲粝牖蛘吣繕?biāo)無法顧及。于是名正言順實(shí)現(xiàn)了在大學(xué)入學(xué)時(shí)襲擊年輕人的“五月癥”。
    隨著五月連休的結(jié)束,發(fā)呆的年輕人在大學(xué)里逐漸顯眼起來。到了那時(shí),只是習(xí)慣性朝著父母所定的路線拼命奔跑著的人生目標(biāo)的學(xué)生突然失去了目標(biāo),張皇失措。
    然,因?yàn)榇髮W(xué)推進(jìn)(leisure+land)娛樂設(shè)施多元化,大學(xué)生的“五月癥”漸漸消退。但近年來,一項(xiàng)稱之為“新五月癥”的問題又產(chǎn)生了。這次不是大學(xué)生而是新入職的員工。是指歡樂大學(xué)生活結(jié)束了,開始接觸“社會”的年輕人們,無法適應(yīng)新環(huán)境,處于不安的狀態(tài)。取消了終身雇傭,以及工齡順序制(年齢や勤続年數(shù)によって職場での地位や給料が決まること。一種根據(jù)年齡或者工作年份而決定職場工資的制度),一流公司也決不夸口安定轉(zhuǎn)而(restructuring 企業(yè)の買収合併、不採算部門の整理、人員削減などの手段によって、事業(yè)內(nèi)容を再編成すること。リストラ。)企業(yè)的體制改革社會的要求是,按照自己的想法行動的人才。只是等待指示誰也不會來理睬。無法處理好人與人之間的關(guān)系年輕人里,社會的浪潮不斷地一浪高過一浪。
    答えは:4
    解説:「五月病」に替わって生まれた「新五月病」の説明。第一段落は「五月病」の生まれた社會背景、第二段落は「五月病」の意味、第三段落は「新五月病」の背景の説明。どちらも、親の言うことをよくきくまじめなタイプ、指示を待っているタイプの人がなるとあるので、1,2は×。