日語口語學(xué)習(xí):関西弁講座 38

字號:

第38回  【かしわ】
    辭書には
    『かしわ(かしは)
    (羽の毛が柏の葉の色に似ているからいうとも)羽毛が茶褐色の鶏。和鶏。また、その肉。特に雌鶏の肉を美味としたが、天保以降は鶏肉の総稱となった。かしわどり。
    國語大辭典(新裝版)小學(xué)館 1988』
    と載っています。
    かしわといっても柏餅のことではありません。関西では鶏肉のことを「かしわ」と言います。
    【例】
    「このかしわ、500グラムちょーだい。」
    辭書によれば、羽毛が茶褐色の鶏のことを言うらしいので、白色レグホンのブロイラーを「かしわ」と言うのは間違いなのかも知れません。
    しかし、関西では名古屋コーチンも白色レグホンもプリマスロックも鶏肉は「かしわ」です。
    1個何百円もする玉子を生む烏骨鶏(ウコッケイ)の肉は黒っぽいらしいです。この烏骨鶏の肉を「かしわ」と言うかどうか私は知りませんが、いかにも高級そうなのでこの場合に限り「かしわ」ではなくて「烏骨鶏の肉」と言うのではないでしょうか。