一日一記(中日對照)(七)

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「せきめんの素顔」という冊子がある。アスベストの業(yè)界団體?日本石綿協(xié)會が、88年に出した。前書きに、石綿は「産業(yè)界の進歩、発展に無くてはならない貴重な存在」とある。國際労働機関(ILO)條約で、毒性の強い青石綿の使用が禁止されてから2年後の刊行だった。
    せきめん[0]「石綿」:
    蛇紋石(ジヤモンセキ)または角閃石(カクセンセキ)が糸や綿のように柔らかく変化したもの。耐火?保溫用材として用いられるが、最近では公害の発生源として使用規(guī)制されている。アスベスト。
    有本名為《石棉本色》的冊子,此冊子是石棉業(yè)界團體?日本石棉協(xié)會于1988年發(fā)行的。在本冊的前言中寫到:“石棉是產(chǎn)業(yè)界進步及發(fā)展必不可缺的貴重物品”。此書是在國際勞動機關(guān)(ILO)條約禁止使用毒性較強的青石棉這個規(guī)定后2年后出版的。
    冊子は、石綿によって引き起こされる病気にも觸れるているが、こんなくだりもある?!笇澆撙巍─却颏郡臁襻崾dによる疾病の危険はほとんどないと確信できるまでに至っております」
    くだり[0][一]「《行》
    文章などの縦の行?!溉D半〔=離縁狀〕」
    雖然冊子中也有觸及因石棉而引發(fā)的疾病,但書中有這樣一行文字 “我們正在不斷地采取對策……可以確信今后因石棉引發(fā)疾病的威脅幾乎是不存在的?!薄?BR>    一般の住民に対する石綿粉じんによる危険率については、こう述べている?!袱幛盲郡似黏胜ぢ淅驻摔瑜胨劳鑫j撀胜韧潭趣?、それ以下とする専門家の意見に同意するものであります」
    對于普通居民由于石綿粉塵所產(chǎn)生的危險概率,書中是這樣闡述的:“我們同意專家的意見,其死亡概率和幾乎不會因打雷而致死的死亡概率相當(dāng),或者更少?!?BR>    記述は、やはり、石綿の益の方に重く、害の方に軽く傾いているようだ。その後に発覚した被害は、甚大だった。
    書中的描述還是側(cè)重于石棉的益處、而對其有害之處則輕描淡寫。而在那之后發(fā)現(xiàn)的危害卻是巨大的。
    この冊子が出る10年以上前に、當(dāng)時の労働省が、石綿工場の従業(yè)員の家族や周辺住民の健康被害について危険性を指摘する通達を出していた。なのに、國は有効な手を打たなかった?!笡Q定的な失敗」と、今の副大臣が述べたが、公の不作為による「公」害の様相が一段と濃くなってきた。
    つうたつ[0]「通達」
    (一) ―する その官庁が所管の機関?職員に対してする通知。
    「―を△出す(破棄する)」
    (二)〔物事に〕深く通じていること。熟達.
    ようオそうオ[0]ヤウサウ「様相」
    內(nèi)面的変化が感得される、物事の狀態(tài).
    「波亂含みの―を帯びる/複雑な―を呈する/…の―が濃い/中だるみの―を深める/―が がらりと変わる」
    在這本冊子出版的10多年前,當(dāng)時的勞動部就曾下達通告,指出“石棉可能給(石棉)工場從業(yè)人員的家屬及周邊居民造成危害”。盡管如此,國家并沒有采取有效的措施。(勞動部)現(xiàn)任的副部長指出“決策性的失敗和因為政府不作為而引發(fā)的”公“害的情況是愈發(fā)地嚴重了。
    かなり古びた「石綿」という本を開く。「我が國に於ける石綿工場労働者の健康狀態(tài)に関する組織的な報告は未だ見ないが、工場內(nèi)の塵芥の程度は、著者の見たる範囲に於ては実に甚だしいものである」。日本パッキング製作所技師長?杉山旭著、昭和9年刊とある。71年前に記された「石綿の素顔」のように思われた。
    ふる?びる[3]:[3]「古びる」(自上一)
    古くなって、往年の華やいだ美しさが失われる?!腹扭婴考摇?BR>    いまだ[0][3][1]「《未(だ)」(副)
    〔否定的表現(xiàn)と照応して〕
    (一)「まだ」の意の古語的表現(xiàn).「―志を得ず」
    (二)生涯に類似の経験がおそらく無かったであろう、ということを話題にすることを表わす。
    「私は―かつて〔=今までに一度も〕あれほど純な人に接したことは無い」
    じんかい[0]ヂン―「〈塵芥〉」
    「ちり?ごみ」の意の漢語的表現(xiàn).
    パッキング[0][1]〔packing〕
    (一)荷造り。包裝。「―ペーパー」
    (二)詰め物?!弗顶氓唯D〔=詰め方〕がむずかしい」
    (三)管の継ぎ目などに當(dāng)てて、気體や液體が漏れるのを防ぐためのもの。
    翻開相當(dāng)陳舊的一本老書《石棉》,書中寫到“雖然目前還沒有任何組織就我國石棉工場勞動者健康狀態(tài)做出相關(guān)報告。但工場內(nèi)的垃圾狀況在筆者所見的范圍內(nèi)還是相當(dāng)嚴重的?!边@是日本包裝制作所工程師負責(zé)人杉山旭于昭和9年發(fā)表的。這本書不由得讓人想到了71年前所刊載的《石棉本色》。