リビアの首都トリポリを訪れ、最高指導者カダフィ大佐と會談したロシアの國際チェス連盟會長が１４日にモスクワで會見し、カダフィ大佐がＮＡＴＯ＝北大西洋條約機構(gòu)や反體制派「國民評議會」と「交渉を始める用意がある」と述べたことを明らかにしました。
談笑しながらチェスに興じているのは、リビアのカダフィ大佐とロシア・カルムイキア共和國の元大統(tǒng)領(lǐng)で、國際チェス連盟會長のイリュムジノフ氏です。イリュムジノフ氏は、１２日にトリポリを訪問してカダフィ大佐と會談。チェスの対戦を行っていました。
１４日、モスクワで會見したイリュムジノフ氏は、カダフィ大佐が會談の中で「すぐにＮＡＴＯと國民評議會との和平交渉に応じる用意がある」と述べたことを明らかにしました。
またカダフィ大佐は、自身の子供と孫を亡くした先月１日のＮＡＴＯによる空爆開始の數(shù)分前に公邸を出ていて、奇跡的に助かったことも明かしたということです。
ロシアはＮＡＴＯなどと共にカダフィ大佐の退陣を要求していて、ＡＰ通信によりますと、イリュムジノフ氏を通じてその意向をカダフィ大佐に伝えたということです。チェスの結(jié)果は「引き分け」だったということですが、カダフィ大佐の新たな映像が伝えられたのは先月末以來のことです。（15日03:06）
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