仮名の由來
日本には、もともと文字がありませんでした。それで、私たちの祖先は、やまと言葉(和語)を書き表すために、中國から伝わった漢字を利用する方法を考え出しました。
漢字は、形、音、意味を持っています。
(形) (音) (意味)
波 ハ なみ
布 フ ぬの
「波」の「ハ」、「布」の「フ」という音は、中國での発音に由來する音です。仮名がない時代には、日本語の発音を漢字で書き表すために、意味とは関係なく、漢字の音だけを使って書くことが行われました。
はる(春)波留(ハル) なつ(夏)奈都(ナツ)
あき(秋)安吉(アキ) ふゆ(冬)布由(フユ)
このような使い方の漢字を、「萬葉仮名」といいます。
平安時代になると、漢字をもとにして平仮名、片假名が作られました。
安 あ 以 い
奈 な 保 ホ
漢字は、一字一字が意味を表す文字です。これを表意文字といいます。これに対して、平仮名も片仮名も、意味を表さずに音だけを表す文字です。これを表音文字といいます。
現在、日本語の文章を書き表すときには、ふつう、漢字と仮名を混ぜて使います。表音文字の仮名だけで書き表した文は、読みにくく、また、意味を取り違えて、混亂することもあります。
はははははじょうぶだ。
母は歯はじょうぶだ。
すきいできそう。
スキーで來そう。スキーできそう。スキーで競う。
表意文字の漢字と、平仮名、片仮名を適切に混ぜて書き表すことで、はやく、正確に意味を読み取ることができます。
注釈:
やまと言葉(大和ことば) ?名? 日語(日本固有的語言。)
くずす(崩す)「他五」拆卸,拆散
混ぜる(まぜる)「他下一」摻入,摻混
適切(てきせつ)「形動」恰當,適當
読み取る(よみとる)「他五」讀懂
問題:
?萬葉仮名?というのは、どのようなものですか。
1、平仮名
2、片仮名
3、ローマ字
4、日本語の発音を漢字で書き表すもの
現在日本語の文章を表記する時、どのように書き表しますか。
1、表意文字を使います。
2、表音文字を使います。
3、漢字と仮名を混ぜて使います。
4、漢字だけを使います。
答案:4,3
參考譯文:
假名的由來
日本原本是沒有文字的。后來,我們的祖先,為把日語寫出來,想出了利用由中國傳過來的漢字這種方法。
漢字有形式,發(fā)音,意義。
(形式) (發(fā)音) (意思)
波 ハ なみ
布 フ ぬの
「波」的「ハ」、「布」的「フ」這些發(fā)音,是來源于中國的發(fā)音。在沒有假名的時代,為了用漢字寫出日語的發(fā)音,實行了與意思無關的,只使用漢字發(fā)音來記錄事物。
はる(春)波留(ハル) なつ(夏)奈都(ナツ)
あき(秋)安吉(アキ) ふゆ(冬)布由(フユ)
使用這一類方法的漢字,稱為“萬葉假名”。
到了平安時代,由漢字的基礎制作出了“平假名”“片假名”。
安 あ 以 い
奈 な 保 ホ
漢字是用一個個字來表示意思,這被稱作表意文字。與此相對的,平假名和片假名都不表示意思而只表示發(fā)音的文字。這被稱作表音文字。
現在用日語寫出來的文章,一般是漢字和假名混合使用。只使用表音文字寫出來的文章,很難閱讀,而且,也會弄錯意思,很混亂。
はははははじょうぶだ。
母親牙齒很堅固。
すきいできそう。
好像是滑雪來的。好像可以滑雪。比賽滑雪。
表意文字的漢字和平假名,片假名適當地混雜再寫出來,就能很快地讀懂正確的意思。
日本には、もともと文字がありませんでした。それで、私たちの祖先は、やまと言葉(和語)を書き表すために、中國から伝わった漢字を利用する方法を考え出しました。
漢字は、形、音、意味を持っています。
(形) (音) (意味)
波 ハ なみ
布 フ ぬの
「波」の「ハ」、「布」の「フ」という音は、中國での発音に由來する音です。仮名がない時代には、日本語の発音を漢字で書き表すために、意味とは関係なく、漢字の音だけを使って書くことが行われました。
はる(春)波留(ハル) なつ(夏)奈都(ナツ)
あき(秋)安吉(アキ) ふゆ(冬)布由(フユ)
このような使い方の漢字を、「萬葉仮名」といいます。
平安時代になると、漢字をもとにして平仮名、片假名が作られました。
安 あ 以 い
奈 な 保 ホ
漢字は、一字一字が意味を表す文字です。これを表意文字といいます。これに対して、平仮名も片仮名も、意味を表さずに音だけを表す文字です。これを表音文字といいます。
現在、日本語の文章を書き表すときには、ふつう、漢字と仮名を混ぜて使います。表音文字の仮名だけで書き表した文は、読みにくく、また、意味を取り違えて、混亂することもあります。
はははははじょうぶだ。
母は歯はじょうぶだ。
すきいできそう。
スキーで來そう。スキーできそう。スキーで競う。
表意文字の漢字と、平仮名、片仮名を適切に混ぜて書き表すことで、はやく、正確に意味を読み取ることができます。
注釈:
やまと言葉(大和ことば) ?名? 日語(日本固有的語言。)
くずす(崩す)「他五」拆卸,拆散
混ぜる(まぜる)「他下一」摻入,摻混
適切(てきせつ)「形動」恰當,適當
読み取る(よみとる)「他五」讀懂
問題:
?萬葉仮名?というのは、どのようなものですか。
1、平仮名
2、片仮名
3、ローマ字
4、日本語の発音を漢字で書き表すもの
現在日本語の文章を表記する時、どのように書き表しますか。
1、表意文字を使います。
2、表音文字を使います。
3、漢字と仮名を混ぜて使います。
4、漢字だけを使います。
答案:4,3
參考譯文:
假名的由來
日本原本是沒有文字的。后來,我們的祖先,為把日語寫出來,想出了利用由中國傳過來的漢字這種方法。
漢字有形式,發(fā)音,意義。
(形式) (發(fā)音) (意思)
波 ハ なみ
布 フ ぬの
「波」的「ハ」、「布」的「フ」這些發(fā)音,是來源于中國的發(fā)音。在沒有假名的時代,為了用漢字寫出日語的發(fā)音,實行了與意思無關的,只使用漢字發(fā)音來記錄事物。
はる(春)波留(ハル) なつ(夏)奈都(ナツ)
あき(秋)安吉(アキ) ふゆ(冬)布由(フユ)
使用這一類方法的漢字,稱為“萬葉假名”。
到了平安時代,由漢字的基礎制作出了“平假名”“片假名”。
安 あ 以 い
奈 な 保 ホ
漢字是用一個個字來表示意思,這被稱作表意文字。與此相對的,平假名和片假名都不表示意思而只表示發(fā)音的文字。這被稱作表音文字。
現在用日語寫出來的文章,一般是漢字和假名混合使用。只使用表音文字寫出來的文章,很難閱讀,而且,也會弄錯意思,很混亂。
はははははじょうぶだ。
母親牙齒很堅固。
すきいできそう。
好像是滑雪來的。好像可以滑雪。比賽滑雪。
表意文字的漢字和平假名,片假名適當地混雜再寫出來,就能很快地讀懂正確的意思。