2015日語能力考試一級閱讀精選問題(24)

字號:

「正しい日本語」「美しい日本語」といったものを?qū)Wびたいという人が近年急激に増えています。いわゆる「日本語ブーム」です。日本語そのものへの関心の高まりは以前にも何度かありましたが、このところのブームはそれとやや性格を異にし、実用的面での関心の高まりに特徴があるように思われます。
    就職難の時代、日本語能力を「資格」として身に付けようとする姿も見え隠れしますが、そのような志向の背景に、「標準日本語」をの規(guī)範として日本語ピラミッドの頂點に據(jù)えるような意識が潛在して、その立場から生活日本語を糾弾するような動きがあるとすれば問題です。行きたい言語としての生活日本語は、単一的視點から、決めつけられる価値や美醜(びしゅう)とはかかわりなく、社會のなかで接觸混交を繰り返し、ダイナミックに変転し続ける存在です。
    生きたい言語、特に地域語の復権の動きが最近目立ってきました。日本語のことはさておき、たとえば、クイーンズイングリッシュの本場、英國でもこのところ“back to local”(地域語回帰)現(xiàn)象が進行しているようです。日経新聞の最近のクラムによれば、英國サッカー界のスター、ベッカム選手は出身地のイングランド南部、エセックスの訛り(なまり)を売り物にしているといいます。そして、このように地方出身の有名タレントなどが堂々と方言で話す機會が増えるが増えるにつれ、昔ながらの気取った標準英語より、出身地の方言で話す方がクールで自己主張ができるという考えが若者の間に広まっているともいいます。
    世界的言語の多様性を大切にしようという機運があります。そういうグローバルな流れのなかに現(xiàn)在の方言に起こっている狀況、つまり方言を見直そう、大切にしようという動きも組み込まれているのだと思います。歴史的には、ベルリンの壁の崩壊、そして1990年代に入ってからのソビエト連邦の崩壊といった時代の変化があります。そのあたりから世界の言語學界の少數(shù)言語、“endangered language”(消滅の危機に瀕「ひん」した言語)研究の重要性が特に主張されるようになりました。多様性のなかでこそエネルギーが生まれるのだという思潮です。
    現(xiàn)代は「個」の時代、個人個人が自己実現(xiàn)を追求する時代です。個人であれば當然多様性が出てきます。ことばの多様性の見直しも、そういう流れのなかで必然的に出てきているのです。
    (真田信治「解説『臨床ことば學』への期待」道浦俊彥『「ことばの雑學」放送局』
    PHP文庫による
    問い 本文の內(nèi)容と合っているものはどれか
    1. 就職難の時代には、実用的で、できるだけ正しく美しい日本語學ぶべきだ
    2. 方言を話すことはすばらしいことなので、みんなは方言を話したほうがいい
    3. ことばは使われていくうちに変化してしまうので、標準を作らなければならない
    4. 多様性の時代である今、いろいろなことばの存在を認め合えるようになってきた
    答え:4
    解説:
    第一段落で「日本語ブーム」に觸れ、それが「標準日本語」を規(guī)範とすることへの懸念を示し、「生きた言語」は「変転し続ける存在」という主題を提示している。第二段落では「生きた言語」である「地域語」=「方言」の復権、第三段落では世界的に高まっている「言語の多様性」を認める動きについて觸れている。
    この2つの段落では「日本語ブーム」で見えなくなっている世界の動きが具體例と共に解説されている。第四段落では「個」の時代だから第二段落にある「方言」や第三段落にある「少數(shù)言語」などの「言語の多様性」が見直されているとまとめている。
    1は「正しい日本語を?qū)Wぶべき」というのは筆者が問題だとしていることなので×。3も、「変転し続ける存在」としている筆者の主張と反対の主旨となっているので×。第二段落の方言の例は、標準に対する方言の復権の例であり、どちらかの選択を勧めているのではないので、2も×。
    近年想學名為“正規(guī)日語”“優(yōu)美日語”的人急劇上升。也就是所謂的“日語風潮”。對日語那種東西的關心提高在以前也有過幾次,這事的風潮和與性格稍稍有些差異,我想要在實用中提高關心中有特點。在就業(yè)難的時代里,利用日語能力作為“資格”來掌握的樣子看不見了,那樣志向的背景中,“”標準日語“是能占據(jù)規(guī)范的日語金字塔頂點的意識潛在,從那立場中抨擊生活日語的作用就成為了問題。作為活生生的語言中生活日語,從單一十點開始被申斥的價值或者美丑都無關,在社會中接觸與混淆交替,有力地轉(zhuǎn)變持續(xù)存在。
    活生生的語言,特別是方言的復權的動作最近漸漸顯露。日本的??,比如標準英語的原產(chǎn)地,就是在英國那里“back to local”(回歸方言)現(xiàn)象正在進行。日經(jīng)報紙最近欄目上讀到,英國足球界的明星,貝克漢姆?選手的出生地在英格蘭南部,說著一口埃塞克斯的鄉(xiāng)音購物。而且那地方出生的有名的一人等都堂堂正正地隨著說方言的機會增加了,比起以前裝腔作勢的標準英語,出生地的方言來說話更能冷靜說出自己的主張這樣的想法也在年輕人間廣為流傳。
    有人說來珍惜世界性語言的多樣化。那樣的全球流通中現(xiàn)在方言發(fā)生的情況,總之是重視方言,珍惜的動向加入后的稱為蘇維埃聯(lián)邦的崩潰的時代有變化了。那之后時間的語言學界里,少數(shù)語言,“endangered language”(瀕臨滅絕語言)研究的重要性被重點主張了。正是因為在多樣性中,產(chǎn)生能源的思潮。
    現(xiàn)在是“個”的時代,每個人都追求自己實現(xiàn)的時代。個人的話當然會產(chǎn)生多樣性。語言的多樣性重視也,是在這股潮流中非常必然的產(chǎn)生了。