天聲人語08年07月18日した

字號:

中國女性問鼎“芥川獎”
    ▼作家の太宰治は、創(chuàng)設(shè)されたばかりの芥川賞を、のどから手が出るほど欲しがった。名譽(yù)というより、賞金500円が魅力だったらしい。だが、第1回の受賞は石川達(dá)三の『蒼氓(そうぼう)』に決まる。
    作家太宰治曾經(jīng)對設(shè)立之初的芥川獎志在必得。與名譽(yù)相比,似乎500日元的獎金對他來說更具有吸引力??蛇z憾的是,(組委會)最終決定將首屆大獎頒給石川達(dá)三的作品《蒼生》。
    ▼あきらめきれず、選考委員だった佐藤春夫に手紙を送った?!袱Δい摔胜椁氦?、私を助けて下さい」。だが2回目も3回目も選にもれた。太宰は佐藤の家でさめざめと泣いたそうだ(『芥川賞の研究』)。
    不甘心的太宰致函給時任評委的佐藤春。“您別見笑,請助我一臂之力?!比欢诙?、第三屆的冠軍還是與他失之交臂。據(jù)說,這令他在佐藤家里潸然淚下。(《芥川獎研究》)
    ▼ついにこの賞に縁のなかった太宰は、時の移り変わりに驚いているだろう。73年の歴史で初めて、日本語が母語ではない外國人が賞を射止めた。中國人女性の楊逸(ヤン · イー)さん(44)は、22歳で來日して日本語を?qū)Wび始めた。
    最終跟該獎項(xiàng)無緣的太宰恐怕會驚詫于時世的變化吧。歷經(jīng)73年,芥川獎首次被日語非母語的外國人摘取。(獲獎?wù)呤俏唬┲袊?,?2歲時來到日本開始學(xué)習(xí)日語。這個人就是楊逸(44歲)。
    ▼受賞作『時が滲む朝』は3作目だ。民主化運(yùn)動で挫折した青年が天安門事件後に日本に移住し、悩みつつ生きる姿を描く?!竾长蛟饯à苼恧胜堡欷幸姢à胜い猡韦瑫欷皮い搿工冗x考委員に買われた。新しい眼(め)を持つ日本語作家の誕生である。
    獲獎作品《時光彌漫的早晨》(有人將之譯為《浸著時光的早晨》)是她的第三部作品。該書描寫了一青年在民主化運(yùn)動中遭受挫折,于天安*后東渡日本,及其“痛并生活著”的人生景況。“書中寫了只有跨越國境才能體會到的東西”,從而是它得到了評委的高度贊揚(yáng)。一名擁有嶄新視野的日語作家誕生了。
    ▼言葉は生き物だ。國や民族の文化、精神性に深く根ざし、さまざまな陰影をまとっている。よそから來た者が操るのは楽ではない。まして小説を書くなど難行苦行に近かろう。それを楊さんは、「泳げないのに泳ごうとして、體が浮くように感じる楽しみがある」と軽やかに話す。
    語言是有生命力的東西。它深深扎根于一個國家或民族的文化和精神特質(zhì)之中,具有十分豐富的內(nèi)涵。外來者想要運(yùn)用它覺非易事,更不用說寫小說之類的了,那定近似于艱苦的修行吧。對此,楊說得很輕松:“仿佛不會游泳的人卻要在水里游,身體浮起的感覺很有趣?!?BR>    ▼〈文章の中にある言葉は辭書の中にある時よりも美しさを加えていなければならぬ〉と、賞に名を殘す芥川龍之介は言っている。時を超えた勵ましだろう。さらに言葉をみがいて、外國人による「日本語文學(xué)」を引っ張る活躍を楽しみにしたい。
    “文章里的語言要比辭典里的更加優(yōu)美才行”,以其名為該獎命名的芥川龍之介如是說。想必這是一句超時代的箴言吧。期待她進(jìn)一步對語言進(jìn)行錘煉,并在外國人角逐的“日語文學(xué)”中大顯身手。
    解說:
    1.のどから手が出る:比喻希望得到的迫切心情能以控制。
    2.さめざめと泣く:潸然淚下。
    3.移り変わり:變遷、變化。世の移り変わり。/世事變遷