新編日語第四冊:第八課 教育1

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本文
     日本の現(xiàn)在の教育制度は六?三?三?四制と言われています。これは六歳から始まって、小學校が六年、中學校三年、高等學校三年、大學四年という意味です。そして、義務(wù)教育は初めの九年です。
     第二次世界大戦の前まで教育、特に高等教育は一部の人しか受けられませんでしたが、戦後すべての人が平等に教育が受けられるようになりました。
     一九八五年の統(tǒng)計では、高校への進學率にしても、大學への進學率にしてもとても高くなり、アメリカにはまだ及びませんが、それぞれ九四パーセントと三八パーセントに達しています。
     戦後、日本の教育水準は急速に高くなりましたが、いろいろな問題も生まれています。試験に通ることばかり考えて、學校で覚えなければならないことが多くなったために、勉強についていけない學生も増えています。その結(jié)果、學校へ行くことを嫌がったり、悪い仲間に入ったりする學生も現(xiàn)われて、家庭?學校?社會にかかわる大きな問題となっています。
     このような問題を解決するには、學校に本當の意味の教育を取り戻すことが大切だと言えます。
    會話
    (ひろしさんは、今年高校を卒業(yè)しましたが、大學の試験に失敗してしまいました。)
    父  :ひろし、あれだけ勉強したのに、殘念だったな。ああ、來年はがんばれよ。予備校の手続きは自分でできるだろう。
    ひろし:できるとも。でも……。
    父 ?。氦扦猡盲?。
    ひろし:実は、大學へ行くのはやめようかと思って……。
    父 ?。氦à?、何を言っているんだ。お前は兄さんと同じ大學へ行きたがっていたじゃないか。
    ひろし:うん、ついこの間までは大學生って何となく楽しそうに見えたからね。でも、もう一年予備校で勉強しても入れるかどうか分からないし……。
    父  :大學へ行かないでいったい何をしようと言うんだ。
    ひろし:まだはっきりしないけど、しばらくはアルバイトでもしてみようかな。
    父 ?。汉韦騾讱荬胜长趣蜓预盲皮い毪螭?。今の日本では有名な大學を出て、一流の會社に入って、そこで一生働くことが一番安定した道だということが分からないのか。
    ひろし:大學なんか行かなくても食べていけるさ。
    父 ?。氦挨峡激ǜ胜工毪?。まあ、兄さんが帰ってきてから、もう一度ゆっくり話し合おう。お前の人生にとって大切な問題だから。