日語第三冊:第十課「イソップ物語を読む2

字號:

応用文
    浦島太郎
     昔、浦島太郎という人がありました。ある日、浜辺を通っていると、子供が大勢集まって、何か騒いでいました。見ると、かめを一匹捕まえて転がしたり、叩いたりして、いじめているのです。浦島が「そんなかわいそうなことをするものではないよ。」と言いましたが、子供らは、「何かまうものか、僕たちが捕まえたのだもの。」と言ってなかなか聞きません?!袱饯螭胜椁袱丹螭摔饯韦幛驂婴盲皮??!工妊预盲?、かめを買い取りました。浦島はかめの背中を撫でながら、「もう二度と捕まるなよ?!工妊预盲?、海へ放してやりました。
     それから二、三日後のことでした。浦島が船に乗っていつものとおり釣りをしていると、大きなかめが船のそばへ泳いで來て、ひょっこりとお辭儀をしました。そうして、「この間はありがとうございました。私はあの時助けていただいたかめです。今日はお禮に竜宮へお連れしましょう。さあ、私の背中へお乗りください?!工妊预盲?、背中に乗せました。
     間もなく竜宮に著きました。鯛や平目などが迎えに出て來て、奧のりっぱな御殿へ通しました。美しい玉や貝で飾ったその御殿は、目も眩しいほどきれいです。そこへ、乙姫さまが出ていらっしゃいました。そうして、「この間はかめを助けてくださってありがとうございました。どうぞゆっくり遊んでいってください?!工妊预盲?、いろいろご馳走をしてくださいました。鯛や平目などが面白い踴りを踴りました。
     浦島は、あまりおもしろいので、家へ帰るのも忘れて、毎日毎日楽しく暮らしていました。しかし、そのうちに、お父さんやお母さんのことを考えると、家へ帰りたくなりました。そこで、ある日乙姫さまに、「どうも長くお世話になりました。あまり長くなりますから、これでおいとまをいたします。」と言いました。
     乙姫さまはしきりに止めましたが、浦島がどうしても聞きませんので、「それでは、この箱をあげます。しかしどんなことがあっても、ふたを開けてはいけません?!工妊预盲啤ⅳ欷い氏浃颏嗓筏摔胜辘蓼筏?。
     浦島は箱を抱え、かめに乗って海の上へ出ました。
     もとの浜辺へ帰って來ますと、驚きました。村の様子はすっかり変わっています。住んでいた家もなく、お父さんもお母さんも死んでしまって、知った人は一人もおりません。
     こんな時に、箱を開けたら、どうかなるかもしれないと思って、乙姫さまの言ったことも忘れて、そのふたを開けました。すると、中から白い煙がすうと立ちのぼり、浦島は髪もひげも一度に真っ白になって、お爺さんになってしまいました。
    ファンクション用語
    會を終える
    司會:今日はいろいろ積極的に発言していただいて、いい討論會ができたと思います。まだまだ話し合いを続けたいのですが、予定の時間がきましたので、この辺で終わりたいと思います。どうもありがとうございました。