日語第三冊:第五課 カメラと寫真2

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応用文
    記念寫真
     私の父は今のところ、家族や親戚の人たちに頭が上がらない。
     去る九月十七日のことだった。その日は、私のいとこののりちゃん(父の姉の子供)の結(jié)婚式だった。前日は臺風(fēng)二十三號で大雨が降ったが、その日は、雨もやみ、風(fēng)は少し強(qiáng)かったが、とてもよい天気になった。のりちゃんの家に集まった親戚の人たちは、口々に、「よかった、よかった?!工认菠雍悉盲皮い?。みんな部屋を出たり入ったりして、落ち著かない様子でお嫁さんを持っていた?!竵恧?、來た?!工趣いβ暏孙wび出していくと、きらきら光る赤い著物姿ののりちゃんが、すてきなかんざしを付けて、母に手を引かれながら玄関から入ってきた。父が、
     「待って、待って。玄関から入ってくるところを一枚?!工妊预い胜?、パッと、フラッシュをたいた。それから、床の間の前で。
     「はい、こっちを向いて。はい、もう少しうれしそうに?!工趣胜螭趣?、前から寫したり、橫から寫したり、後ろ姿を?qū)懁筏郡?、名カメラマンぶりだった?BR>     のりちゃんは靜岡へ行ってしまうので、親戚の人たちも、私と妹も、それぞれお嫁さんのそばへ行っては父に寫してもらった。母が
     「後で、フィルム入れてなかった、なんて言うんじゃないでしょうね。」と冷やかしたら、
     「絶対に大丈夫。撮影技術(shù)は保証済みなんだから?!工妊预い胜?、お嫁さんとお婿さんを並べては、パッ、お婿さんの親戚の人たちを並べては、パッ、頭の汗をふきふき、フラッシュをたいた。
     ところが、結(jié)婚式の次の日、寫真屋さんに頼みに行く前に、
     「まだ、二、三枚、フィルムが殘っているから?!工取⒛袱?qū)懁筏郡趣?、二、三枚どころか、それ以上寫しても殘っているようなのだ。父は変だと思ったらしく、あわてて、カメラを開けてみて、大聲を出した。
     「ああ、一巻の終わりだ?!?BR>     どうしたわけかフィルムは全然動かず、空回りをしていたのだ。母は、「大変。のりちゃんや親戚の人たちに、なんと言ってお詫びしたらいいんだか。」と、ぼそぼそ言った。私もがっかりした。フィルムは入っていたけれど、母の冗談が本當(dāng)になってしまったのだ。
     寫真を?qū)懁筏郡韦细袱坤堡坤盲郡韦?、のりちゃんの記念寫真は、とうとうだれの手にも渡らないでしまった?BR>     だから、今のところ、私や妹が、「お父さあん?!工?、節(jié)を付けて言うと、「あ、ご免、ご免?!工妊预い胜樘婴渤訾筏皮筏蓼Ω袱扦ⅳ搿¥筏?、だれよりも殘念に思っているのは、きっと父に違いない。
    ファンクション用語
    禁止
    (寮則の用語例)
    (1)室內(nèi)で騒いではいけない。
    (2)寢る前、消燈を忘れるな。
    (3)ゴミを捨てるべからず。
    (4)痰を吐き散らさないこと。
    (5)來客の宿泊はご遠(yuǎn)慮ください。