日本人的子女教育觀3

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阿部菜穂子さんのプロフィール
    1981年、國(guó)際基督教大學(xué)卒業(yè)後、毎日新聞社入社。同社京都支局、社會(huì)部、政治部、外信部など勤務(wù)後、95年、退社してフリーに。2001年8月から英國(guó)?ロンドンに在住し、「サンデー毎日」など日本の雑誌に英國(guó)事情を執(zhí)筆.英國(guó)人の夫と、12歳、6歳の男の子の4人暮らし。2004年夏、イギリスの保育?教育事情をまとめた「異文化で子どもが育つとき」(草土文化)を出版した。
    まもなく5歳になる長(zhǎng)女と2歳半の二女がいる。長(zhǎng)女が2歳を過(guò)ぎたころから保育施設(shè)に少しずつお世話になり、お弁當(dāng)を持たせるようになって早3年になる。最近、子どもの幼稚園で他の子どもたちのお弁當(dāng)を見(jiàn)る機(jī)會(huì)があった。
    オーストラリアでは保育園などで給食が振る舞われるところもあるが、お弁當(dāng)を持參させるところのほうが多い。
    長(zhǎng)女が保育園に行きはじめた當(dāng)初は離乳食の完了期にあった。家では具だくさんの味噌汁などを利用して子どもに野菜や肉、魚(yú)を食べやすいようにほぐし與えていた。しかし、お味噌汁を持參させ、保母さんに「これを適溫に暖めて、ご飯と一緒にうまくあげてください」と頼むわけにもいかず、オーストラリア生活の子育てにまだ不慣れだった私は、サンドイッチやおにぎりなどを悩みながら持たせたものだった。
    最近は子どもも大きくなってきたので、離乳食の悩みはなくなった。そして、子どもが拒否しない限り、自分流のお弁當(dāng)を持たせる決心もついた。そんな中、長(zhǎng)女が通う幼稚園でデイリーロースター(幼稚園1クラスの中からひとりの親が出席し、終日、園児と過(guò)ごごしながら先生を手伝い、楽しい?1日を過(guò)ごすもの)を経験した。毎日、クラスの中の誰(shuí)かしらのお母さん(お父さん)が來(lái)ているので、子どもたちも慣れたもので、自分の親が來(lái)ている子どもは大変興奮して、うれしそうだ。そのときに、私が興味のあったお弁當(dāng)の時(shí)間も子どもたちと一緒に食べることができた。
    さて、その中身はというと、ほとんどの子どもはサンドイッチをメーンにしている。サンドイッチにはさまれているものは、ハム、チーズ、ベジマイト(オーストラリアで有名な製品。野菜を原料にして発酵したペースト)、ジャムなどだ。明らかな形で野菜がはさまれているものは見(jiàn)かけなかった。メーンのほかには、果物やマフィン、ヨーグルト、などの甘いものが人気のようだった。しかし私を驚かせたのはランチボックスの中にサンドイッチのほか、ボップコーン、コーンフレークなどの小袋が2、3入っていたお弁當(dāng)だった。
    そのお弁當(dāng)箱を開(kāi)けた子どもはサンドイッチをひと口かじり、ゴミ箱に入れ、お菓子の袋をすべて開(kāi)け、どの袋も中途半端に終わらせて捨てていた。まあこれは極端な例にしても、バランスのいいお弁當(dāng)を食べている子どもは少ないように思えた。
    あるオーストラリアのリサーチで、小學(xué)生の5人に1人、高校生の4人に1人が朝ごはん抜きで學(xué)校にやってくるという。體や脳が成長(zhǎng)する大事な時(shí)期に朝食を抜いたうえ、晝ごはんもスナックのような食べ物を食べていたら學(xué)校生活に支障をきたすだろうと、他人の子ながら心配になった。
    小學(xué)校以上の學(xué)校にはタックショップと呼ばれる売店がある。學(xué)校によって違いはあるが、そこで販売されるものはジュースや、サンドイッチなどのほか、アメやスナック菓子、ピザなどがあるようだ。スナック菓子やジュースで血糖値をすぐに上げれば、一時(shí)的に満足は得られるけれど、すぐに空腹になってしまう。そして、また同じような食事をしてしまい、太っているのに栄養(yǎng)失調(diào)の子どもが出來(lái)上がってしまうだろう。今、オーストラリアでは肥満と糖尿病が國(guó)民の健康をおびやかしている。學(xué)校の食堂でも朝食を販売したり、栄養(yǎng)価のいい食品を置くような動(dòng)きが出てきている。
    オーストラリアにはおいしいフルーツがたくさんあるし、主食であるパン類(lèi)の種類(lèi)も豊富だ。これを利用して、お弁當(dāng)を用意してあげたいものだ。
    マックフェイル佐奈絵さん プロフィール
    1965年生まれ。大卒後、獣醫(yī)として東京の動(dòng)物病院で働いていたが、2000年にオーストラリア人の夫と出會(huì)い結(jié)婚。2001年5月、長(zhǎng)女を出産した。同年12月にオーストラリア?ブリスベンに移住し、2003年6月にこの地で二女の出産を経験した。2児の母になり忙しさは増したが、子どものお陰で初対面の人との英會(huì)話もスムーズに運(yùn)び、自分自身の活動(dòng)範(fàn)囲も広がりつつある。
    今、日本では少子化が騒がれている。子どもを産まない理由は人それぞれではあるけれど、日本で子どもを育てるのは決して楽なことではない。特に共働きの夫婦にはそれなりの環(huán)境と覚悟が必要だと思う。我が家も共働きだったので、生後8カ月から息子を保育園に預(yù)けることになった。保育園探しは生後すぐに始めたが、長(zhǎng)いこと入園の空きを待ったし、いざ、子どもを預(yù)けて仕事を再開(kāi)しても、以前のように時(shí)間を考えず、思いっきり仕事に打ち込むことはできなかった。日本で仕事をしながら子育てをするのは、時(shí)間的に余裕がないばかりか、仕事も子育ても中途半端になってしまうのが現(xiàn)狀だ。そんな悩みを抱えて、仕事をあきらめ子育てに専念する女性が多いのも納得できる。