「雲(yún)南過橋米線」を作る

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皆さん、こんにちは!中國料理研究家のパンウェイです。私の故郷、中國の歴史と風(fēng)景をまとめた映像集「中國大紀(jì)行DVD」、皆さん、もうご覧いただけましたか?今回はその第6巻に収録されている「雲(yún)南省」にちなんで、現(xiàn)地の名物料理「雲(yún)南過橋米線(雲(yún)南スープビーフン)」の作り方をご紹介します。お手伝いいただくのは中國出身で、現(xiàn)在、日本でデザイナーとして活躍している林オウエイさん(=寫真左)です。
    「過橋米線」は熱々の鶏スープにゆでたお肉と米粉(ビーフン)、お刺身や野菜を入れて食べるちょっと変わったお料理。作りたてでも湯気が立たないのは、表面が油で覆われているから。油の下のスープには熱と旨みがしっかりと閉じ込められています。作り方も簡単ですので、ぜひ挑戦してみて下さい。
    お肉は豚肉の他に牛肉などでもOK。魚は刺身用で売っている白身魚の中から好きなものを選びましょう。赤身魚や青魚よりも、鯛のような淡白な白身魚の方が美味しく出來ますよ。直接スープに入れて半生でいただくので、出來るだけ薄く切って下さいね。
    スープの表面を覆っている油は、スープを作る時に鶏の皮を入れて出します。もし、面倒な時は、鶏スープの素でスープを作り、好みでラードを少々入れる事で代用できますので、難しく考えず、気軽に挑戦してみましょう。
    パン:出來ました!もう食べられますよ。見た目はそんなに熱くないように見えますが、実は……、觸ってみて下さい。
    オウエイ:わぁーい、いただきます!あっ、すごく熱い。んー、コシもあって、すごく美味しいです。
    パン:オウエイさんはファッションデザイナーをされていますが、日本は長いんですか?
    オウエイ:はい。大學(xué)から來て、もう13年位経ちました。今は、日本のブランドで洋服のデザインをしていて……