日本語能力測試2級文法解説(七)

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111 ~っけ/…來著
    「相手に質問して確かめる會話の時に使う/(用于口語中詢問對方并加以確認時)……來著」
    例文:
    1. 今日は何曜日だっけ
    2. あの人何て言ったっけ田中さんだったっけ
    112 もの/因為…嘛
    「理由を言う時の言い方、「しかたないでしょう」という気持ち/用于說明理由,帶有"沒有辦法嘛!"的語氣」
    例文:
    1.「また遅刻」「だって、電車が來なかったんだもの?!?BR>    2.「どうして、彼にお金貸したのよ」「だって、泣いて頼むんだもの?!?BR>    113 ものか/絕不…,豈能…
    「絶対~ない、「~もんか」は話し言葉/(口語中多說成「~もんか」)絕不…,豈能…,怎么能…呢」
    例文:
    1. あんなサービスの悪い見せ、2度と行くもんか!(絶対行かない)
    2. あんな怠け者が合格できるもんか!
    3. こんなに難しい問題がわかるもんか!
    4. 1日ぐらい寢なくたって、死ぬもんか!甘えるんじゃない。
    114 ~うではないか(じゃないか)/讓我們1起…吧
    「「1緒に~しましょう」とみんなに呼びかける/向大家呼吁"讓我們1起…吧"」
    例文:
    1. みんなで明るい未來を築こうではないか!
    2. みんなでいい學校を作ろうではありませんか!
    115 ~て以來、以來~/自…以來1直,自…以后第1次
    「~てからずっと、~てから今まで初めて/自…以來1直,自…以后第1次」
    例文:
    1. 高校を卒業(yè)して以來、音信不通だった彼に、偶然、新宿で會った。
    2. ちょっとしたことでけんかして以來、ずっと口をきいていない。
    3. 學校始まって以來の成績で卒業(yè)した彼は、帰國後、國で活躍している。
    116 ~あげく、あげくに/到頭來
    「悪いことが重なった結果、悪い結果になる/到頭來,到最后(常用于不好的結果)」
    例文:
    1. 彼は友だちからも會社からも借金していたが、期日までにその金が返せず、困ったあげく自殺してしまった。
    2. 學生Kは大學に行こうか専門學校にしようかと、いろいろ悩んだあげく結局國へ帰って結婚することにした。
    3. あの客は店の品物にいろいろケチをつけて、そのあげく、何も買わずにいってしまった。
    117 きり、きりだ/從…以后1直沒…
    「~してそれで終わり、そのまま/從…以后1直沒…,從…以后就…」
    例文:
    1. 彼は3年前、1人でアメリカへ行ったり、帰ってこない。
    2. 卒業(yè)してからは忙しくて、仲のよかった彼女とも去年會ったきりだ。
    118 ~もかまわず/不愿…,不管…
    「~を気にしないで/不愿…,不管…」
    例文:
    1. 子どもが泣いているのもかまわず、仕事に1生懸命の母であった。
    2. 彼は酒を飲み過ぎると、人目もかまわず、泣き出す癖があった。
    119 ないかぎり/只要不…
    「~たらわからないが/只要不…」
    例文:
    1. 明日は待ちに待った課外授業(yè)の日。臺風でも來ないかぎり、決行だ。
    2. これだけ勉強したんだから、こんどの試験はよほどのことがないかぎり、大丈夫だ。
    3. あの學生はまじめだから、病気でないかぎり、學校を休まない。
    4. こっちから謝らないかぎり、向こうは納得しないだろうね。
    120 ないばかりか/不但不…還…
    「~ないだけでなく/不但不…還…,不僅沒…反而…」
    例文:
    1. あの人は信用できない。だって、自分で言ったことをやらないばかりか、うそのいいわけをするんだから。
    2. さっきからずっとそっぽを向いている友達に聲をかけたが、返事をしないばかりか、「うるさい」と怒鳴られた。
    121 ものの/雖然…,雖說…
    「~けれども/雖然…,雖說…,但是…」
    例文:
    1. 彼は大學は卒業(yè)したものの、30才になった今も職につかず、アルバイトを続け、金がたまると旅行に出かける。
    2. 試験は受けたものの、かぜで頭痛がして、実力の半分も発揮できなかった。
    3. 1応、父に相談してみたものの、問題の解決にはいたらなかった。
    122 ことから/由于…,因為…
    「~ことが理由/由于…,因為…」
    例文:
    1. この辺りは米軍の基地が多いことから、アメリカ人相手の店も多い。
    2. この通りは、外國人が多いことから、國際通りと呼ばれている。
    123 ことなく/不…而…,不要…
    「~ないで/不…而…,不要…」
    例文:
    1. いつもでも、忘れることなく、友達でいよう。
    2. たとえ失敗しても、相手のせいにすることなく、お互いに思いやりがもてるなら、2人はどこまでもやっていける。
    124 ところに、ところへ、ところを/正…的時候,剛…的時候
    「~狀況、その場面/正(剛)…的時候」
    例文:
    1. まったく、もう、さあ勉強始めようってところに、あちこちから電話がかかってきて……これではまた今度のテストもだめだ。
    2. 授業(yè)をサボって、喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、先生が入ってきた。まずいところを見られてしまった。
    125 ~に応じて/根據…,結合…
    「それにあった、~にちょうど良い、~に合って/按照…,根據…,結合…」
    例文:
    1. 注文に応じて、値段も変わってくる。
    2. 年齢に応じて、社會的責任も重くなっていく。
    3. 我々労働者は、契約通り、労働時間に応じて報酬を要求しているだけだ。
    126 反面/相反,另1方面
    「反対に/另1方面,反面,相反」
    例文:
    1. 殘業(yè)をすればするほど収入は増えるが、その反面、自由な時間が減る。
    2. 有名になればなるほど、社會的な地位は上がるが、反面プライパシーはなくなっていく。
    3. 軍隊は國民を守るためのものであるが、その反面、國民を抑圧する機能をも持っている。
    127 ~に代わって……/代…,代替…
    「~ではなく……が/代…,代替…」
    例文:
    1. 海外出張中の社長に代わって、私がご挨拶させていただきます。
    2. 病気の兄に代わって、まだ高校生の弟が新聞配達を始めた。
    3. けがで出場できない選手に代わって、急きょ、補欠の選手が出場した。
    4. 2年間擔任だったA先生に代わって、今年からB先生が私たちの擔任になった。
    128 ~にくらべて/與…相比
    「~を基準にしてくらべると/與…相比」
    例文:
    1. 去年に比べて、今年の學生は質がいい。
    2. 以前に比べて、最近の女性の言葉は、男性化しており、1方で、男性の言葉の女性化も進み、言葉の差異はますます縮まってきている。
    3. 昔に比べて、若い人のスタイルは歐米並みになってきた。
    129 ~にこたえて/回應…,滿足
    「希望や要望を受け入れて/回應…,接受…,滿足」
    例文:
    1. 學生の要望にこたえて、図書室を増設した。
    2. 殘念ながら、今の首相は國民の期待にこたえているとはいえない。
    3. ファンの期待にこたえて、世界最強のサッカーチームが結成された。
    4. アンコールにこたえて、ピアニストは再び舞臺に登場した。