日本語能力測試2級文法解説(十三)

字號:

121 ものの/雖然…,雖說…
    「~けれども/雖然…,雖說…,但是…」
    例文:
    1. 彼は大學は卒業(yè)したものの、30才になった今も職につかず、アルバイトを続け、金がたまると旅行に出かける。
    2. 試験は受けたものの、かぜで頭痛がして、実力の半分も発揮できなかった。
    3. 1応、父に相談してみたものの、問題の解決にはいたらなかった。
    122 ことから/由于…,因為…
    「~ことが理由/由于…,因為…」
    例文:
    1. この辺りは米軍の基地が多いことから、アメリカ人相手の店も多い。
    2. この通りは、外國人が多いことから、國際通りと呼ばれている。
    123 ことなく/不…而…,不要…
    「~ないで/不…而…,不要…」
    例文:
    1. いつもでも、忘れることなく、友達でいよう。
    2. たとえ失敗しても、相手のせいにすることなく、お互いに思いやりがもてるなら、2人はどこまでもやっていける。
    124 ところに、ところへ、ところを/正…的時候,剛…的時候
    「~狀況、その場面/正(剛)…的時候」
    例文:
    1. まったく、もう、さあ勉強始めようってところに、あちこちから電話がかかってきて。。。。これではまた今度のテストもだめだ。
    2. 授業(yè)をサボって、喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、先生が入ってきた。まずいところを見られてしまった。
    125 ~に応じて/根據(jù)…,結合…
    「それにあった、~にちょうど良い、~に合って/按照…,根據(jù)…,結合…」
    例文:
    1. 注文に応じて、値段も変わってくる。
    2. 年齢に応じて、社會的責任も重くなっていく。
    3. 我々労働者は、契約通り、労働時間に応じて報酬を要求しているだけだ。
    126 反面/相反,另1方面
    「反対に/另1方面,反面,相反」
    例文:
    1. 殘業(yè)をすればするほど収入は増えるが、その反面、自由な時間が減る。
    2. 有名になればなるほど、社會的な地位は上がるが、反面プライパシーはなくなっていく。
    3. 軍隊は國民を守るためのものであるが、その反面、國民を抑圧する機能をも持っている。
    127 ~に代わって。。。/代…,代替…
    「~ではなく。。。が/代…,代替…」
    例文:
    1. 海外出張中の社長に代わって、私がご挨拶させていただきます。
    2. 病気の兄に代わって、まだ高校生の弟が新聞配達を始めた。
    3. けがで出場できない選手に代わって、急きょ、補欠の選手が出場した。
    4. 2年間擔任だったA先生に代わって、今年からB先生が私たちの擔任になった。
    128 ~にくらべて/與…相比
    「~を基準にしてくらべると/與…相比」
    例文:
    1. 去年に比べて、今年の學生は質がいい。
    2. 以前に比べて、最近の女性の言葉は、男性化しており、1方で、男性の言葉の女性化も進み、言葉の差異はますます縮まってきている。
    3. 昔に比べて、若い人のスタイルは歐米並みになってきた。
    129 ~にこたえて/回應…,滿足
    「希望や要望を受け入れて/回應…,接受…,滿足」
    例文:
    1. 學生の要望にこたえて、図書室を増設した。
    2. 殘念ながら、今の首相は國民の期待にこたえているとはいえない。
    3. ファンの期待にこたえて、世界最強のサッカーチームが結成された。
    4. アンコールにこたえて、ピアニストは再び舞臺に登場した。
    130 ~に加えて/加上,加之
    「~だけでなく、~にプラスして/加,加上,附加」
    例文:
    1. 漢字の勉強だけではダメ、漢字の勉強に加えて、文法の勉強もしないと、良い點はとれない。
    2. 不景気に加えて警察の浄化作戦もあり、夜の新宿は人通りもまばらになった。