「~あいだ/~あいだに」と「~うち/~うちに」の違い

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「うち」も「あいだ」もともに、前後が限定された(「うち」の場(chǎng)合は「前」が限定されていない場(chǎng)合も考えられますが)時(shí)間を指すという意味では共通しています。ご質(zhì)問の問題を考えるにあたって、まず「うち」と「あいだ」に見られる文法的な違いというものを考慮する必要があります。
    「あいだ」のほうは、「~する間~」と「~する間に~」という両方の言い方が可能ですが、「うち」は「~するうち~」という言い方ができません(「~するに従って」という意味では可能ですが)。
    この違いは、「うち」と「あいだ」が用いられる文の意味にも反映されています。
    きみを待っている間、本を読んでいた。
    「あいだ」のほう はこのように、格助詞「に」を伴わない形で用いることができますから、前後が限定された時(shí)間に動(dòng)作なり出來事なりが生起したことを単純に表す文で用いられます。
    一方、格助詞「に」を伴った場(chǎng)合には、「その時(shí)間に限って……」というニュアンスが生じますので、
    きみが留守の あいだに/うちに 掃除を済ませておいた。
    のように、わざわざその時(shí)間を選んで動(dòng)作をおこなったという文において用いられるのが自然です。
    「は」を用いた「間は」「うちは」の場(chǎng)合は、「は」が対比の意味をもちますので、「他の時(shí)ではなく、この時(shí)に限って……」という意味が強(qiáng)く感じられます