讀新聞學(xué)日語(中日對照)(二十)9

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文字を見直す
    文字のない世界というものを想像してみる。書類も本も新聞もない。どこか思い切りの良い、さっぱりとした世界のようでもある。しかし、できごとや心にあることを、思うようには記せない。過去と未來が薄れてきて、現(xiàn)在だけが際だちそうだ。文字の記録もないから、ややこしい約束ごとは難しい。
    約束ごと:約束した事柄。また、規(guī)則.「―は必ず守る」(約定的事情,規(guī)定)
    試想一下沒有文字的世界。沒有書籍沒有讀物也沒有報紙。就像是一個豁達、徹底的世界。但是,發(fā)生的事情及心中所想都只能記在頭腦當(dāng)中。過去和未來越來越模糊,似乎只有現(xiàn)在是分明的。因為沒有文字的記錄,哪怕是細(xì)小的規(guī)定都難于記載。
    こんなことを想像したのは、この夏に「文字?活字文化振興法」という法律が成立したからだ。実際に文字や活字がなくなることはないだろうが、現(xiàn)代人の深刻な文字離れに待ったをかけたいという狙いのようだ。読書週間の初日の10月27日を「文字?活字文化の日」と定めた。
    會有這樣的想法主要是因為今年夏天,頒布了一部名為《文字?活字文化振興法》的法律。實際上文字、活字并沒有消失,此部法律只是不希望現(xiàn)代人嚴(yán)重地脫離文字。因而把讀書周的第一天10月27日訂為“文字。活字文化日”。
    第1條を読みながら、おやと思った?!袱长畏嗓?、文字?活字文化が、人類が長い歴史の中で蓄積してきた知識及び知恵の継承」と始まって、終わるまでざっと200文字に句點がない。新聞記 事だと約20行分にあたる。文字文化を大切にする法律なのにと苦笑したが、文字と活字を顧みるという趣旨にはうなずく。
    看著這部法律的第一條款時不由得吃了一驚。它以“本法繼承了文字?活字文化在人類漫長歷史中所積蓄的知識及智慧”開頭,到結(jié)束這大約200個文字中不含一個句號。如果是報紙上的報道,約有20行左右。作為重視文字文化的法律(竟然次等水平),真是不由得讓人苦笑。不過,其顧慮文字和活字的主旨倒也值得肯定。
    現(xiàn)代の文字にまでつながるかもしれない「中國最古の絵文字」が、多數(shù)見つかったという。1萬年以上前のものだといい、內(nèi)陸部の巖壁に描かれていた。
    或許和現(xiàn)代文字也有關(guān)聯(lián)的“中國最早的圖形文字”,其大部分已經(jīng)被發(fā)現(xiàn)了。據(jù)說它們產(chǎn)生于1萬多年前,被描繪在內(nèi)陸部的巖壁上。
    新華社が配信した巖壁の絵を見ると、角が生えたような動物が腳と尾を伸ばしてつっぱっている。狩りのさまだろうか。その姿には、世界各地の洞窟(どうくつ)や巖場に殘された絵に通じるものがあるようだ。絵からは、文字の源流への想像を誘われた。
    從新華社發(fā)回的壁巖的圖案看,一只長角的動物伸直著腿部和尾巴,撐在壁巖上。這或是狩獵時的場景吧?這種姿勢,似乎和存留于世界各地的洞窟和壁巖上的繪圖是相通的。這些繪圖,似乎也能引領(lǐng)我們對文字源流的想象和探求。
    文字のない時代から、文字に取り囲まれた時代になり、文字の存在を見直す時代にまで來ている。
    從沒有文字的時代到文字無處不在的時代,現(xiàn)在、又到了我們甚至該重新審視文字存在的時代。