日本語能力測試1級読解の練習(xí)(29)

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①學(xué)校の國語教育が、変わり始めている。今年は小學(xué)校、來年は中學(xué)、再來年は高校という順で、國語の教科過程が新しくなる。そこで教科書も、新しい枠組 みで考える必要が出てきたわけだ。何が変わるのかまず一言で言えば「話し言葉」の教育をしようということだ?!袱浃盲?、そこまで來たか」というのが、私の 実感である。(?、凇。?、今までやっていなかったことが、不思議だったのだ。
    今、私は、何カ所かで「話し言葉」の講座を持っている。NHK文化 センターでは、マスコミを志望する學(xué)生のための講座がある。學(xué)生たちは「マニュアルでももらって話し方でも勉強しようか」程度の軽いノリで応募してくる。 そして、最初の授業(yè)で私が、種(ここでは、話し方も教えないし、読むこともしない「というと大半の學(xué)生は、③あてが外れた顔をするマルチしかし1回目の授 業(yè)が進むにつれて、學(xué)生の目は輝き始める。そして「こんな大切なこと、なぜ今まで學(xué)校では教えてくれなかったのだろうか。もっと早く學(xué)べていたら……」と いう。
    別に卓抜な講義をしているわけではない。當(dāng)方にしてみれば、ジャーナリストのための教育の前に、言葉に対する考え方を、少々述べるだけなのだ。それも當(dāng)然のことしか言わないのに。(中略)
    対話力とは「読み取る力」「思う力」、それに「屆ける力」の三つを総合した力なのだが、最初に鍛えなければならないのは「読み取る力。受け取る力」なの だ。これをしっかりとトレーニングする。そして體の中に「考える」とか「感じる」といった「思う力」を育てる。最後に、「思い」を言葉に翻訳しながら組み 立てて、相手に屆ける。屆けながらも、場を読み、相手を読む。これが対話だ。
    今、大手のS出版社の依頼を受けて、中學(xué)生向けの「話し言葉」の教材とマニュアルを作っている、先方の話によると、日本で初めての試みだしそうな。初めてだからすべてがオリジナルである。そうか、初めてなのか。ぶぜんとせざるを得ない。
    「思いやりを持て」「相手の身になって」「元気に大きな聲で」そんな曖昧な指導(dǎo)ではなく、屆く言葉を獲得するための具體的な教育方が必要なのだ。
    新しい學(xué)習(xí)指導(dǎo)要領(lǐng)を見ると「思考力が想像力を養(yǎng)い言語感覚を豊かにし……」とある。実りある教育を期待しよう。
    「しかしね」と現(xiàn)場の先生がつぶやいた?!附Y(jié)局、④あまり変わりませんよ。受験にはあまり関係ありませんから」。そうか、やっぱり受験、受験と活字だけに 追われるのか。しかしね、先生。最後の関門、入社試験はインタビュー、「話し言葉」なんですがね。日本の子供は苦労するよ。⑤かわいそうに、全く。
    問1 どのように「①學(xué)校の國語教育が、変わり始めている」のか。
    1「話し言葉」の教育を始めようとしている
    2「話し言葉」の教育の內(nèi)容を変えようとしている
    3「話し言葉」を受験に入れようとしている
    4「話し言葉」の教科書を作ろうとしている
    問2( ②?。─巳毪胙匀~として適當(dāng)なものを選びなさい。
    1 たとえ 2 まさか 3 きっと  4 むしろ