日本語(yǔ)能力測(cè)試1級(jí)読解の練習(xí)(8)

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この頃、①大學(xué)の卒業(yè)生名簿の職業(yè)欄に「フリーター」という記入例があるという。フリーター、つまりフリーアルバイター.臨時(shí)のパートやアルバイトで暮らすことが堂々「定職化」してきた?
    先日の「労働白書」によると、定職を持たずにアルバイトなどで生活する若年層のフリーターが151萬(wàn)人になった。この5年間で50萬(wàn)人も急増し、昨年は大學(xué)新卒者の23%も占めた。多くは「仕事が合わない」などと自分で會(huì)社を辭めるケースだという。
    夏目漱石の中編小説「それから」の主人公、長(zhǎng)井代助は30になっても、職業(yè)を持たず、親や兄から金をもらって趣味的に生きる「高等遊民」だった。しかしそれでも親から義絶され生活資金を絶たれると、ついに意を決して電車に乗って仕事を探しに出る……。
    ところが②現(xiàn)代の代助たちはとんと慌てることがない。多くは親のすねをかじるパラサイト(寄生している)フリーターで、アルバイトで金を稼いでは旅に出たり、遊びに興じたり。正社員に採(cǎi)用されるのはまっぴらという若者も少なくないという。
    一口にフリーターと言っても、本當(dāng)にやりたい仕事を求めて模索しているものもいれば、ただ働きたくないというという理由だけのものもいるはずだ。しかし多 くは「管理社會(huì)への反亂」とか「自分探しの時(shí)代」などといった言葉の虛飾に踴らされている。要するに(③)。 しかしどう転んでも食べていける幸福な時(shí)代 はいつまでも続くとは思えない。老親の世話や子育てや、年金保険金の支払いなどはできるのか。日本の生産力の將來(lái)はどうなるのか。社會(huì)を漂流する若者の行 方が気がかりになってくる。(2000年6月30日「産経新聞」より)
    (註1)白書:政府が発行する報(bào)告書
    (註2)義絶:親が子供との縁を切ること
    (註3)とんと:少しも
    (註4)虛飾:実質(zhì)が伴わないのに見(jiàn)た目だけを飾ること
    (1)「フリーター」の説明として適當(dāng)なものはどれか。
    1 親の心配をよそに、旅行や遊びに興じるためにお金を稼ぐ人
    2 自分に合う仕事を模索し、いろいろな仕事を経験してみる人
    3 親や兄弟からお金をもらって、趣味的に生きる人
    4 定職につかず、パートやアルバイトで生活する人
    (2)?、佟复髮W(xué)の卒業(yè)生名簿の職業(yè)欄にフリーターという記入例がある」とは何を指しているか。
    1 大學(xué)新卒者における「フリーター」の割合は増加して、社會(huì)的な問(wèn)題にっているということ
    2 社會(huì)的に「フリーター」の存在を認(rèn)めざるを得ないようになってきたとい    うこと
    3 フリーターが本來(lái)の意味を離れ、職業(yè)としての意味を持ち始めたというこ    と
    4 ここ數(shù)年間で増加した「フリーター」は2割以上が大學(xué)卒業(yè)者であったと    いうこと
    (3)?、凇脯F(xiàn)代の代助たち」とは誰(shuí)のことか。
    1 大學(xué)新卒者     2 大學(xué)の卒業(yè)者
    3 長(zhǎng)井代助      4 フリーアルバイター
    (4)(3)に入る最も適切な言葉はどれか。
    1 甘ったれなのだろう    2 まじめなのだろう
    3 難しい世の中なのだろう  4 自立心が強(qiáng)いのだろう
    (5)筆者がこの文章で最もいいたいことはどれが。
    1 近年、職業(yè)意識(shí)は変化してきており、正社員になりたがらない若者が多いの   もそのためである。社會(huì)の構(gòu)造変革なしに問(wèn)題の解決はない。
    2 若ものは定職につかないのは、親がいつまでも子供の面倒を見(jiàn)てしまうこと   に問(wèn)題があるが、社會(huì)を変えるきっかけにはなるかもしれない。
    3 自由に生活できるのは若者のうちだけであり、フリーターも一時(shí)的なら悪く   ないが、未來(lái)のことを考えて生きていくことを忘れてはならない。
    4 フリーターという職業(yè)が社會(huì)で認(rèn)められてきてはいるものの、若者は定職を   持たないことは社會(huì)全體の大きな気がかりであるといえよう。
    答案:4 3 4 1 4