旅に出るときカメラは一応持っていくけれど、実際に寫(xiě)真を?qū)懁工长趣仙伽胜ぁ?BR> 大袈裟な主義主張があるわけではないけれど、わたしにとっては邪魔になることのほうがはるかに多い。その理由はーーカメラを持っていると、どうしても寫(xiě)真がとりたくなる。いや、とりたくなるというより取らなければいけないような義務(wù)感が心のなかに生ずる。
ーー「A」——と思って感銘した次の瞬間、
ーー「B」——そんな意識(shí)が脳裏に蠢いて、これがわずらわしい。
そればかりではない。いったんシャッターをおしてしまうと、
ーー「C」——といった気分が心を占め、目の前の佳景をしっかりと観賞し、記憶に留めおくという作用がどうしても甘くなる。中途半端にながめて、あとは後日寫(xiě)真ができあがったときに委ねてしまおうという心理が働く。
これがどうも風(fēng)物を観賞するうえで間違った道のような気がしてならない。
私自身が入江泰吉さんとか淺井慎平さんとか、一流カメラマン並みの撮影技術(shù)を持っているのならよいけれど、実力は安いカメラでスナップを?qū)懁钩潭趣韦猡巍ａ幛扦扦ⅳ盲繉?xiě)真は絵葉書(shū)にも①遠(yuǎn)く及ばない。結(jié)局のところ、景色をろくに見(jiàn)なかったこととさして変わりがない。そんなことなら初めからカメラなど當(dāng)てにしない方がいい。數(shù)年前にそう悟って、以來(lái)めったに寫(xiě)真をとらなくなった。
カメラはないとなると、観賞法そのものもおのずと厳しくなる。②余計(jì)なことを考えずにすむから、心ゆくまで賞味することができる。
しかも、これから先にのべることは自分でもはっきりと斷定できない微妙な心の作用なのだが、カメラがなければめのあたりに見(jiàn)たことをハーフ？？メードの形で文章化しておくという仕事も、無(wú)意識(shí)のうちでやってしまうようだ。
ーーこの風(fēng)景を小説の中で描寫(xiě)するとしたらどう書(shū)くだろうかーー
頭の片すみでそう考え、完全に文章化することまではしないが、なにかしら頭の中に文章に近い形に変えて貯蔵するようになる。
ハーフ？？メードというのは、その言葉の語(yǔ)義からいって50パーセントほど製品化することだろうから、わたしの場(chǎng)合はとてもそこまではやらないけれど、10パーセントか20パーセントくらい（③）を自分の表現(xiàn)に変えて脳裏に記録するところがあるようだ。これがあとで小説やエッセイを書(shū)くときに役に立つ。
④こんな作用は一般の人びとにはあまり必要なことではあるまいが、旅先で寫(xiě)真を撮ることにばかり夢(mèng)中になっている人を見(jiàn)るとーーあんなことで風(fēng)物をよく観賞することができるのだろうかーーと、不思議に思わないでもない。
注1感銘：深い感動(dòng)
注2脳裏に蠢く：頭の中で動(dòng)き出す
注3佳景：いい景色
注4委ねる：任せる
注5入江泰吉、淺井慎平：有名な寫(xiě)真家
注6さいて：それほど
注7心ゆくまで：気が済むまで
問(wèn)1「A」「B」「C」に入る組み合わせとして、最も適當(dāng)なものを選びなさい。
1A）いい景色だなあ
B）うん、これでいい
C）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
2A）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
B）いい景色だなあ
C）うん、これでいい
3A）うん、これでいい
B）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
C）いい景色だなあ
4A）いい景色だなあ
B）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
C）うん、これでいい
問(wèn)2①「遠(yuǎn)く及ばない」とはここではどういうことか。
1）寫(xiě)真も絵葉書(shū)も実際の景色のすばらしさにはとてもかなわないこと
2）自分で撮った寫(xiě)真より絵葉書(shū)のほうがはるかにすぐれていること
3）自分のカメラでは絵葉書(shū)のように遠(yuǎn)くの景色がうまく撮れないこと
4）絵葉書(shū)よりも自分で撮った寫(xiě)真のほうがずっと価値があること
問(wèn)3筆者は自分の撮影技術(shù)をどのように思っているか。正しいものを選びなさい。
1）カメラなどもつ資格はない。
2）それほど上手だとはいえない。
3）絵葉書(shū)の寫(xiě)真程度には寫(xiě)せる。
4）かなり高い撮影技術(shù)を持っている。
問(wèn)4②「余計(jì)なこと」とはどのようなことか。
1）景色を十分に味わわなければならないということ
2）景色をしっかり記憶しなければならないということ
3）景色を?qū)懻妞舜椁盲皮胜堡欷肖胜椁胜い趣いΔ长?BR> 4）景色を文章で表しておかなければならないということ
問(wèn)5（③）に入る適當(dāng)なことばを選びなさい。
1）寫(xiě)した寫(xiě)真
2）頭の片すみの文章
3）眼で見(jiàn)たもの
4）微妙な心の作用
問(wèn)6④「こんな作用」とはどのようなことか。
1）風(fēng)景をある程度文章にして記憶すること
2）風(fēng)景を深く観賞し、記憶に留めること
3）風(fēng)景をテーマに小説やエッセイを書(shū)くこと
4）風(fēng)景の寫(xiě)真を撮ることに疑問(wèn)を感じること
問(wèn)7筆者にとってカメラのない旅の利點(diǎn)は何か。
1）寫(xiě)真の代わりに文章の形で殘るので小説などの作品がふやせること
2）無(wú)意識(shí)のうちにハーフ？？メードの文章を書(shū)く技術(shù)が進(jìn)歩すること
3）一流カメラマン並みに寫(xiě)真を撮れたかどうか心配しなくてもいいこと
4）風(fēng)物を十分観賞できるうえに、ある程度文章化して記憶できること
問(wèn)題Ⅱ次の文章を読んで、後の問(wèn)に答えなさい。答えは、1，2，3，4から最も適當(dāng)な者を一つ選びなさい。
仕事のことで、あなたは同僚の村山氏に助けを求めた。村山氏は自分の仕事を犠牲にして、時(shí)間もお金も使って助けてくれた。しかし結(jié)果は、あなたの窮狀をわずかに救ってくれたにすぎない。他方、あなたは小沢氏にも助けを求めた。小沢氏は電話1本で、窮狀を救ってくれた。さて、あなたは二人のどちらにより強(qiáng)い恩義を感じるだろうか。
対人心理學(xué)では、恩義の強(qiáng)さはコストとあなたが得た利益で決まると考える。
コストとは、相手があなたを助けるために費(fèi)やした時(shí)間やお金、もろもろの犠牲のことである。利益もお金や物とは限らない。地位や名譽(yù)、失わずにすんだ面目の場(chǎng)合もあるだろう。
コストや利益が何であるにせよ、恩義はコストが（a）ほど、また利益が（b）ほど、強(qiáng)く感じる。恩義の強(qiáng)さは、コストの量と利益の量の（c）で決まるというのである。
「恩や義理は、日本人の人間関係の根幹にかかわる問(wèn)題だ。それを①コストだ利益だなどいうのはけしからん」と思う人もいるだろう。（d）、「恩を売ったり」「借りを返したり」、見(jiàn)舞いの半返しをしたり？？？？？？？？？？？？②日本人の人間関係だって意外と計(jì)算高い。
そこで、冒頭の話をこう言い換えてみよう。
村山氏の払ってくれたコストが（e）、彼がもたらした利益を（f）とすると村山氏には11の恩義が生じる。小沢氏の支払ったコストは（g）、もたされた利益が（h）とすると小沢氏にも11の恩義が生ずる。同じ?jìng)帳摔胜盲郡趣?、実感として、あなたはどちらに強(qiáng)い恩義を感じるだろうかというのが當(dāng)方の問(wèn)いだったのである。
この問(wèn)いに対して、アメリカの心理學(xué)者は、小沢氏の方に強(qiáng)い恩義を感じるといっている。結(jié)果が重要だということであろう。ところが、日本人を?qū)澫螭趣筏茥视懁筏郡趣长?、〔i〕という結(jié)果が出た。
どうも日本人は、結(jié)果もさることながら、助けてくれるために多くのコストを支払ってくれたという事実を重んじて、恩義を感じるようである。
注1 窮狀：非常に困った狀態(tài)
注2 恩義：恩と義理、人から受けた親切に感謝し、いつかお禮をしなければならないと思う気持ち
注3 根幹：基本、基礎(chǔ)
注4 けしからん：許せない
注5 半返し：贈(zèng)られた金や品物の半額にあたるものを相手に返すこと
注6 當(dāng)方：私
問(wèn)1（a）（b）に入る言葉の組み合わせとして正しいのはどれか。
1a）小さい b）大きい
2a）大きい b）小さい
3a）大きい b）大きい
4a）小さい b）小さい
問(wèn)2（c）に入る最も適當(dāng)な言葉はどれか。
1）割り算 2）引き算 3）暗算 4）足し算
問(wèn)3①「コストだ利益だなどという」とあるが、ここではどういうことか。
1）コストや利益はつまらないことだということ
2）コストや利益というような概念で考えること
3）コストや利益ということばの意味を考えること
4）コストと利益のどちらが重要か考えること
問(wèn)4（d）に入る最も適當(dāng)な言葉はどれか。
1）だから 2）それに 3）いわゆる 4）しかい
問(wèn)5②「日本人の人間関係だって意外と計(jì)算高い」とあるが、「計(jì)算高い」人間関係が存在する社會(huì)とはどのような社會(huì)か。
1）恩や義理などが計(jì)算の対象となりうるものだと考えるような社會(huì)
2）恩や義理を売ったり返したりすることで非常に金がかかるような社會(huì)
3）計(jì)算が得意か不得意かということが人間の評(píng)価と関係するような社會(huì)
4）自分の金と時(shí)間を犠牲にしてでも他人を助けようとするような社會(huì)
問(wèn)6（e）～（h）に入る數(shù)字の組み合わせとして正しいのはどれか。
1） e：1 f：10 g：10 h：1
2） e：10 f：1 g：1 h：10
3） e：10 f：1 g：10 h：1
4） e：1 f：10 g：1 h：10
問(wèn)7〔i〕に入る言い方として最も適當(dāng)なものはどれか。
1）村山氏にはそれほど恩義を感じない
2）小沢氏にも同じくらい恩義を感じる
3）村山氏の方に強(qiáng)い恩義を感じる
4）小沢氏には恩も義理も感じない
問(wèn)題Ⅲ次の文章を読んで、それぞれの問(wèn)いに対する答えとして最も適當(dāng)なものを1？？2？？3？？4から一つ選びなさい。
（1）今日ほど「労働」が見(jiàn)失われている時(shí)代はあるまい。働くなかで仕事や人に教えられ、あるいは人と力を合わせて働くこと、また?jī)Pいた成果で社會(huì)と結(jié)ばれていることを?qū)g感し、それらによって自分の働きの意味と生きていることの意義を確かめられる、そういったことから私たちはしばらく無(wú)縁でいる?！竸簝Pの喜び」といった表現(xiàn)がひどく古めかしくかんじられるほど、「労働」は私たちの生活から遠(yuǎn)ざかっている。
注 無(wú)縁：関係がないこと
問(wèn)「「労働」が見(jiàn)失われている時(shí)代」とは、どのような時(shí)代か。
1）労働する場(chǎng)が減ってk、失業(yè)が増えている時(shí)代
2）古くから社會(huì)にある仕事が忘れられている時(shí)代
3）労働することの意義が実感できなくなった時(shí)代
4）個(gè)人の楽しい生活を仕事とは分けて考える時(shí)代
（2）コンピュータは他の機(jī)械とは本質(zhì)的にちがっている。普通の機(jī)械はそれぞれ固有の目的のために作られていて、その他の目的のためには使えない。これに対して、コンピュータは計(jì)算をするだけでなく、他のいろいろな機(jī)械の働きを模擬することができる。そこでコンピュータは人間の知的活動(dòng)を模擬することができるのではないかと考えて、これを人工知能研究と名づけ、人間への挑戦が始まった。
注 模擬する（やや特別な使い方）：まねをする
問(wèn)「人間への挑戦」というのは、どのような意味か。
1）人間の能力とどちらが優(yōu)れているか競(jìng)爭(zhēng)すること
2）機(jī)械を支配する人間から自立する戦いをすること
3）人間が持つ知能の働きに近づけようとすること
4）他の機(jī)械の働きも入れて人間の能力以上になること
（3）「太田さん、変わりませんね」（中略）、四年ぶりにホテルのテールームでお會(huì)いした編集者のAさんからそのようにいわれた時(shí)、わたしはみた目のことを言われたのだと思って、自然ににっこりした。 「Aさんも、お変わりありませんわ」ダーク？？グレイのスマートな背広姿は、四年前と変わりがなかったが、その髪にはいくらか白いものが目立つようになったなと思いながらそういったのである。 「いや、ちょうど十五分、遅刻したところがですよ」Aさんは眼鏡の奧の眼をいたずらっ子の少年のように、わざと大きくしながらわれた。私は、しばらくの間顔を上げることができなかった。
注 ダーク？？グレイ：濃い灰色
問(wèn)1①「変わりませんね」とあるが、Aさんは何が変わらないといったのか。
1）人と會(huì)うときは「お変わりありませんね」と言うこと
2）約束の時(shí)間にいつもちょうど十五分だけ遅刻するくせ
3）四年前に會(huì)ったときの見(jiàn)た目と今回會(huì)ったときの見(jiàn)た目
4）人と會(huì)うときはいつも外観のことばかり気にするくせ
問(wèn)2②「しばらくの間顔を上げることができなかった」とあるが、それはなぜか。
1）Aさんのいたずらっ子の少年のような眼がとてもおもしろかったから
2）約束の時(shí)間に十五分も遅れたことを恥ずかしいことだと思ったから
3）Aさんのダーク？？グレイーの背広姿があまりにスマートに見(jiàn)えたから
4）Aさんが言ったことばを自分が誤解していたことに気がついたから
問(wèn)題Ⅳ次の文章を読んで、それぞれの問(wèn)いに対する答えとして最も適當(dāng)なものを1？？2？？3？？4から一つ選びなさい。
心魅かれる女性にあうと、「この人は何歳だろうか」と考えてしまう自分に気がつく。なぜ年齢に関心を持つのだろうか。女もすてきな男を見(jiàn)たときは、歳をしりたがるのだろうか。
他人と関係するには、自分と相手との年齢の距離を測(cè)っておいたほうが都合がいいのだろうか。結(jié)婚したいとか、養(yǎng)子にとりたいと思う場(chǎng)合には、年齢は多少考慮の余地があるかもしれない。ビジネスの場(chǎng)合は、とくに日本ではまだ目上？？目下という序列の感覚が殘っているから、①そういう配慮が必要かもしれない。
けれども、単に好きになった相手の年齢がどうしてひつようなのだろうか。その人がそこにいる、というだけでは、こころが満たされない。人間は、その來(lái)歴にかかわる情報(bào)が伴なって、はじめて完全な人間と認(rèn)められるのだろうか。そこが他の動(dòng)物と違うところなのか、あるいは、ぼくたちが②ゆがんだ文化のなかにいるのか。
先日、東京で一人の中年男性が病死した。五年間いっしょに生活していた女性が、死亡屆を出そうとしたら、彼の戸籍抄本も身分証明書(shū)も偽物だったという。夫はいったい誰(shuí)だったのだろうかという疑問(wèn)が彼女の心を揺り動(dòng)かす。
決して彼にだまされたとは思わないし、ともに過(guò)ごした月日に悔いはないが、それでも夫の正體を突き止めたいという気持ちは強(qiáng)い。出身、経歴、資格、そして年齢と言う情報(bào)を抜きにしては、アイデンテテが成り立たないのであろう。
人を見(jiàn)るとすぐ年齢を推測(cè)すると言う習(xí)慣は、日本の社會(huì)にかぎらないが、年齢によって行動(dòng)様式が規(guī)制される文化のなかで育った意識(shí)だろうか、「年相応」という考え方は、とくに日本において強(qiáng)いようである。
ぼくたちは、人にあったときに、相手が何歳ぐらいだろうかという見(jiàn)當(dāng)をつける。そして、その見(jiàn)當(dāng)があたっているかどうかを確かめたい誘惑にかられる。？？若い」とか？？老けている」という評(píng)価は、戸籍の上の年齢を知った上でなければ下せない。つまり、③）な印象なのである。
日本では、成人してしまえば、それから年を取ることは（a）」であり、それはもう（b）を意味している。小さな字が見(jiàn)えなくなり、すぐつかれるようになり、記憶力も衰えてくる。（a）のイメージはすべてマイナスである。
けれども、最近の研究によると、戸籍上の「暦年年齢」は、実際に仕事をする能力とはあまり関係がないのだそうである。そこで、アメリカでは④「機(jī)能年齢」という新しい概念が生まれた。主として労働市場(chǎng)で使われているようだが、これは職務(wù)遂行能力を測(cè)って決められる年齢なのだ。
（⑤）だから、暦年を基礎(chǔ)とする定年制は、年齢による差別だとして、アメリカでは禁じられるようになったという。日本人も、この十五年間のあいだに、機(jī)能年齢がほぼ十歳若返ったようだ。
無(wú)論機(jī)能年齢が暦年年齢より若い人ばかりとはかぎらない。四十歳でも能力は六十歳なみに落ちているという人もいる。だから、暦年年齢で割り切ると不公平になるのである。
注1序列：身分や年齢を一定の基準(zhǔn)で並べた順序
注2來(lái)歴：物や人の今までの歴史
注3戸籍：家族の名前、生年月日などを書(shū)いた公式の文書(shū)
注4抄本：元の書(shū)類から一部を?qū)懁筏繒?shū)類
注5遂行：（仕事を）最後まですること
問(wèn)1①「そういう配慮」とはどういうことか。
1）異性に會(huì)ったときその人の歳を考えること
2）自分と相手がいくつ違うか考えること
3）自分が相手より歳が多いと思わせること
4）年齢の離れている人とは付き合わないこと
問(wèn)2②「ゆがんだ文化」とは、ここではどういうことか。
1）相手の存在だけで満足できず、年齢などの情報(bào)を求める文化
2）どの人も完全な人間だと認(rèn)めようとしない文化
3）動(dòng)物と違って、相手のことを理解しようとしない文化
4）年齢などの情報(bào)だけで相手を完全に信じてしまう文化
問(wèn)3（③）に入る適當(dāng)な言葉を選びなさい。
1）主観的 2）感覚的 3）個(gè)別的 4）相対的
問(wèn)4（a）（b）に入る組み合わせとして正しいのはどれか。
1a）退化 b）能力が衰えること
2a）退化 b）筋力が弱くなること
3a）老化 b）能力が衰えること
4a）老化 b）筋力が弱くなること
問(wèn)5④「機(jī)能年齢」とはどういうことか。
1）體の機(jī)能を調(diào)べて、どのぐらい正常かという數(shù)値で見(jiàn)た年齢のこと
2）能力とは関係のない、まったく新しい概念で考え出した年齢のこと
3）きちんとした仕事がどのくらいできるか、という基準(zhǔn)で見(jiàn)た年齢のこと
4）どのぐらい働くとどのぐらい疲れるか、という統(tǒng)計(jì)から考えた年齢のこと
問(wèn)6（⑤）に入る最も適當(dāng)な文章はどれか。
1）中高年の職業(yè)能力は、思ったよりも高く、安定しているので、暦年年齢はむしろ當(dāng)てにならない。
2）中高年の職業(yè)能力は、あまり高くなく、年とともに低下するので、暦年年齢はかなり當(dāng)てになる。
3）中高年の職業(yè)能力は、思ったよりも高いが、かなり不安定なので、暦年年齢を考慮した方がいい。
4）中高年の職業(yè)能力は、人によって個(gè)人差があるので、暦年年齢を無(wú)視しては正しい判斷ができない。
問(wèn)7作者は「年齢」をどのように考えているか。
1）日本では年齢がたいへん重要だが、アメリカではそれほど重要視されていない。
2）日本では年齢を考えた行動(dòng)を期待されるが、年齢はその人の本當(dāng)の姿を伝えていない。
3）日本人は年齢を気にするから、アメリカの機(jī)能年齢という概念は受け入れられない？？
4）日本でもだんだん年齢を重要視しなくなっているので、年齢を気にする必要はない。
正解
問(wèn)題Ⅰ（1）4?。?）2 ?。?）2 ?。?）3 （5）3 （6）1?。?）4
問(wèn)題Ⅱ（1）3 （2）4 ?。?）2 ?。?）4 ?。?）1 （6）2?。?）3
問(wèn)題Ⅲ（1）3?。?）3 ?。?）2 4
問(wèn)題Ⅳ（1）2?。?）1 ?。?）4 ?。?）3 ?。?）3 （6）1?。?）2
ーー「A」——と思って感銘した次の瞬間、
ーー「B」——そんな意識(shí)が脳裏に蠢いて、これがわずらわしい。
そればかりではない。いったんシャッターをおしてしまうと、
ーー「C」——といった気分が心を占め、目の前の佳景をしっかりと観賞し、記憶に留めおくという作用がどうしても甘くなる。中途半端にながめて、あとは後日寫(xiě)真ができあがったときに委ねてしまおうという心理が働く。
これがどうも風(fēng)物を観賞するうえで間違った道のような気がしてならない。
私自身が入江泰吉さんとか淺井慎平さんとか、一流カメラマン並みの撮影技術(shù)を持っているのならよいけれど、実力は安いカメラでスナップを?qū)懁钩潭趣韦猡巍ａ幛扦扦ⅳ盲繉?xiě)真は絵葉書(shū)にも①遠(yuǎn)く及ばない。結(jié)局のところ、景色をろくに見(jiàn)なかったこととさして変わりがない。そんなことなら初めからカメラなど當(dāng)てにしない方がいい。數(shù)年前にそう悟って、以來(lái)めったに寫(xiě)真をとらなくなった。
カメラはないとなると、観賞法そのものもおのずと厳しくなる。②余計(jì)なことを考えずにすむから、心ゆくまで賞味することができる。
しかも、これから先にのべることは自分でもはっきりと斷定できない微妙な心の作用なのだが、カメラがなければめのあたりに見(jiàn)たことをハーフ？？メードの形で文章化しておくという仕事も、無(wú)意識(shí)のうちでやってしまうようだ。
ーーこの風(fēng)景を小説の中で描寫(xiě)するとしたらどう書(shū)くだろうかーー
頭の片すみでそう考え、完全に文章化することまではしないが、なにかしら頭の中に文章に近い形に変えて貯蔵するようになる。
ハーフ？？メードというのは、その言葉の語(yǔ)義からいって50パーセントほど製品化することだろうから、わたしの場(chǎng)合はとてもそこまではやらないけれど、10パーセントか20パーセントくらい（③）を自分の表現(xiàn)に変えて脳裏に記録するところがあるようだ。これがあとで小説やエッセイを書(shū)くときに役に立つ。
④こんな作用は一般の人びとにはあまり必要なことではあるまいが、旅先で寫(xiě)真を撮ることにばかり夢(mèng)中になっている人を見(jiàn)るとーーあんなことで風(fēng)物をよく観賞することができるのだろうかーーと、不思議に思わないでもない。
注1感銘：深い感動(dòng)
注2脳裏に蠢く：頭の中で動(dòng)き出す
注3佳景：いい景色
注4委ねる：任せる
注5入江泰吉、淺井慎平：有名な寫(xiě)真家
注6さいて：それほど
注7心ゆくまで：気が済むまで
問(wèn)1「A」「B」「C」に入る組み合わせとして、最も適當(dāng)なものを選びなさい。
1A）いい景色だなあ
B）うん、これでいい
C）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
2A）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
B）いい景色だなあ
C）うん、これでいい
3A）うん、これでいい
B）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
C）いい景色だなあ
4A）いい景色だなあ
B）ああ、そうだ。寫(xiě)真に寫(xiě)しておかなくちゃあ
C）うん、これでいい
問(wèn)2①「遠(yuǎn)く及ばない」とはここではどういうことか。
1）寫(xiě)真も絵葉書(shū)も実際の景色のすばらしさにはとてもかなわないこと
2）自分で撮った寫(xiě)真より絵葉書(shū)のほうがはるかにすぐれていること
3）自分のカメラでは絵葉書(shū)のように遠(yuǎn)くの景色がうまく撮れないこと
4）絵葉書(shū)よりも自分で撮った寫(xiě)真のほうがずっと価値があること
問(wèn)3筆者は自分の撮影技術(shù)をどのように思っているか。正しいものを選びなさい。
1）カメラなどもつ資格はない。
2）それほど上手だとはいえない。
3）絵葉書(shū)の寫(xiě)真程度には寫(xiě)せる。
4）かなり高い撮影技術(shù)を持っている。
問(wèn)4②「余計(jì)なこと」とはどのようなことか。
1）景色を十分に味わわなければならないということ
2）景色をしっかり記憶しなければならないということ
3）景色を?qū)懻妞舜椁盲皮胜堡欷肖胜椁胜い趣いΔ长?BR> 4）景色を文章で表しておかなければならないということ
問(wèn)5（③）に入る適當(dāng)なことばを選びなさい。
1）寫(xiě)した寫(xiě)真
2）頭の片すみの文章
3）眼で見(jiàn)たもの
4）微妙な心の作用
問(wèn)6④「こんな作用」とはどのようなことか。
1）風(fēng)景をある程度文章にして記憶すること
2）風(fēng)景を深く観賞し、記憶に留めること
3）風(fēng)景をテーマに小説やエッセイを書(shū)くこと
4）風(fēng)景の寫(xiě)真を撮ることに疑問(wèn)を感じること
問(wèn)7筆者にとってカメラのない旅の利點(diǎn)は何か。
1）寫(xiě)真の代わりに文章の形で殘るので小説などの作品がふやせること
2）無(wú)意識(shí)のうちにハーフ？？メードの文章を書(shū)く技術(shù)が進(jìn)歩すること
3）一流カメラマン並みに寫(xiě)真を撮れたかどうか心配しなくてもいいこと
4）風(fēng)物を十分観賞できるうえに、ある程度文章化して記憶できること
問(wèn)題Ⅱ次の文章を読んで、後の問(wèn)に答えなさい。答えは、1，2，3，4から最も適當(dāng)な者を一つ選びなさい。
仕事のことで、あなたは同僚の村山氏に助けを求めた。村山氏は自分の仕事を犠牲にして、時(shí)間もお金も使って助けてくれた。しかし結(jié)果は、あなたの窮狀をわずかに救ってくれたにすぎない。他方、あなたは小沢氏にも助けを求めた。小沢氏は電話1本で、窮狀を救ってくれた。さて、あなたは二人のどちらにより強(qiáng)い恩義を感じるだろうか。
対人心理學(xué)では、恩義の強(qiáng)さはコストとあなたが得た利益で決まると考える。
コストとは、相手があなたを助けるために費(fèi)やした時(shí)間やお金、もろもろの犠牲のことである。利益もお金や物とは限らない。地位や名譽(yù)、失わずにすんだ面目の場(chǎng)合もあるだろう。
コストや利益が何であるにせよ、恩義はコストが（a）ほど、また利益が（b）ほど、強(qiáng)く感じる。恩義の強(qiáng)さは、コストの量と利益の量の（c）で決まるというのである。
「恩や義理は、日本人の人間関係の根幹にかかわる問(wèn)題だ。それを①コストだ利益だなどいうのはけしからん」と思う人もいるだろう。（d）、「恩を売ったり」「借りを返したり」、見(jiàn)舞いの半返しをしたり？？？？？？？？？？？？②日本人の人間関係だって意外と計(jì)算高い。
そこで、冒頭の話をこう言い換えてみよう。
村山氏の払ってくれたコストが（e）、彼がもたらした利益を（f）とすると村山氏には11の恩義が生じる。小沢氏の支払ったコストは（g）、もたされた利益が（h）とすると小沢氏にも11の恩義が生ずる。同じ?jìng)帳摔胜盲郡趣?、実感として、あなたはどちらに強(qiáng)い恩義を感じるだろうかというのが當(dāng)方の問(wèn)いだったのである。
この問(wèn)いに対して、アメリカの心理學(xué)者は、小沢氏の方に強(qiáng)い恩義を感じるといっている。結(jié)果が重要だということであろう。ところが、日本人を?qū)澫螭趣筏茥视懁筏郡趣长?、〔i〕という結(jié)果が出た。
どうも日本人は、結(jié)果もさることながら、助けてくれるために多くのコストを支払ってくれたという事実を重んじて、恩義を感じるようである。
注1 窮狀：非常に困った狀態(tài)
注2 恩義：恩と義理、人から受けた親切に感謝し、いつかお禮をしなければならないと思う気持ち
注3 根幹：基本、基礎(chǔ)
注4 けしからん：許せない
注5 半返し：贈(zèng)られた金や品物の半額にあたるものを相手に返すこと
注6 當(dāng)方：私
問(wèn)1（a）（b）に入る言葉の組み合わせとして正しいのはどれか。
1a）小さい b）大きい
2a）大きい b）小さい
3a）大きい b）大きい
4a）小さい b）小さい
問(wèn)2（c）に入る最も適當(dāng)な言葉はどれか。
1）割り算 2）引き算 3）暗算 4）足し算
問(wèn)3①「コストだ利益だなどという」とあるが、ここではどういうことか。
1）コストや利益はつまらないことだということ
2）コストや利益というような概念で考えること
3）コストや利益ということばの意味を考えること
4）コストと利益のどちらが重要か考えること
問(wèn)4（d）に入る最も適當(dāng)な言葉はどれか。
1）だから 2）それに 3）いわゆる 4）しかい
問(wèn)5②「日本人の人間関係だって意外と計(jì)算高い」とあるが、「計(jì)算高い」人間関係が存在する社會(huì)とはどのような社會(huì)か。
1）恩や義理などが計(jì)算の対象となりうるものだと考えるような社會(huì)
2）恩や義理を売ったり返したりすることで非常に金がかかるような社會(huì)
3）計(jì)算が得意か不得意かということが人間の評(píng)価と関係するような社會(huì)
4）自分の金と時(shí)間を犠牲にしてでも他人を助けようとするような社會(huì)
問(wèn)6（e）～（h）に入る數(shù)字の組み合わせとして正しいのはどれか。
1） e：1 f：10 g：10 h：1
2） e：10 f：1 g：1 h：10
3） e：10 f：1 g：10 h：1
4） e：1 f：10 g：1 h：10
問(wèn)7〔i〕に入る言い方として最も適當(dāng)なものはどれか。
1）村山氏にはそれほど恩義を感じない
2）小沢氏にも同じくらい恩義を感じる
3）村山氏の方に強(qiáng)い恩義を感じる
4）小沢氏には恩も義理も感じない
問(wèn)題Ⅲ次の文章を読んで、それぞれの問(wèn)いに対する答えとして最も適當(dāng)なものを1？？2？？3？？4から一つ選びなさい。
（1）今日ほど「労働」が見(jiàn)失われている時(shí)代はあるまい。働くなかで仕事や人に教えられ、あるいは人と力を合わせて働くこと、また?jī)Pいた成果で社會(huì)と結(jié)ばれていることを?qū)g感し、それらによって自分の働きの意味と生きていることの意義を確かめられる、そういったことから私たちはしばらく無(wú)縁でいる?！竸簝Pの喜び」といった表現(xiàn)がひどく古めかしくかんじられるほど、「労働」は私たちの生活から遠(yuǎn)ざかっている。
注 無(wú)縁：関係がないこと
問(wèn)「「労働」が見(jiàn)失われている時(shí)代」とは、どのような時(shí)代か。
1）労働する場(chǎng)が減ってk、失業(yè)が増えている時(shí)代
2）古くから社會(huì)にある仕事が忘れられている時(shí)代
3）労働することの意義が実感できなくなった時(shí)代
4）個(gè)人の楽しい生活を仕事とは分けて考える時(shí)代
（2）コンピュータは他の機(jī)械とは本質(zhì)的にちがっている。普通の機(jī)械はそれぞれ固有の目的のために作られていて、その他の目的のためには使えない。これに対して、コンピュータは計(jì)算をするだけでなく、他のいろいろな機(jī)械の働きを模擬することができる。そこでコンピュータは人間の知的活動(dòng)を模擬することができるのではないかと考えて、これを人工知能研究と名づけ、人間への挑戦が始まった。
注 模擬する（やや特別な使い方）：まねをする
問(wèn)「人間への挑戦」というのは、どのような意味か。
1）人間の能力とどちらが優(yōu)れているか競(jìng)爭(zhēng)すること
2）機(jī)械を支配する人間から自立する戦いをすること
3）人間が持つ知能の働きに近づけようとすること
4）他の機(jī)械の働きも入れて人間の能力以上になること
（3）「太田さん、変わりませんね」（中略）、四年ぶりにホテルのテールームでお會(huì)いした編集者のAさんからそのようにいわれた時(shí)、わたしはみた目のことを言われたのだと思って、自然ににっこりした。 「Aさんも、お変わりありませんわ」ダーク？？グレイのスマートな背広姿は、四年前と変わりがなかったが、その髪にはいくらか白いものが目立つようになったなと思いながらそういったのである。 「いや、ちょうど十五分、遅刻したところがですよ」Aさんは眼鏡の奧の眼をいたずらっ子の少年のように、わざと大きくしながらわれた。私は、しばらくの間顔を上げることができなかった。
注 ダーク？？グレイ：濃い灰色
問(wèn)1①「変わりませんね」とあるが、Aさんは何が変わらないといったのか。
1）人と會(huì)うときは「お変わりありませんね」と言うこと
2）約束の時(shí)間にいつもちょうど十五分だけ遅刻するくせ
3）四年前に會(huì)ったときの見(jiàn)た目と今回會(huì)ったときの見(jiàn)た目
4）人と會(huì)うときはいつも外観のことばかり気にするくせ
問(wèn)2②「しばらくの間顔を上げることができなかった」とあるが、それはなぜか。
1）Aさんのいたずらっ子の少年のような眼がとてもおもしろかったから
2）約束の時(shí)間に十五分も遅れたことを恥ずかしいことだと思ったから
3）Aさんのダーク？？グレイーの背広姿があまりにスマートに見(jiàn)えたから
4）Aさんが言ったことばを自分が誤解していたことに気がついたから
問(wèn)題Ⅳ次の文章を読んで、それぞれの問(wèn)いに対する答えとして最も適當(dāng)なものを1？？2？？3？？4から一つ選びなさい。
心魅かれる女性にあうと、「この人は何歳だろうか」と考えてしまう自分に気がつく。なぜ年齢に関心を持つのだろうか。女もすてきな男を見(jiàn)たときは、歳をしりたがるのだろうか。
他人と関係するには、自分と相手との年齢の距離を測(cè)っておいたほうが都合がいいのだろうか。結(jié)婚したいとか、養(yǎng)子にとりたいと思う場(chǎng)合には、年齢は多少考慮の余地があるかもしれない。ビジネスの場(chǎng)合は、とくに日本ではまだ目上？？目下という序列の感覚が殘っているから、①そういう配慮が必要かもしれない。
けれども、単に好きになった相手の年齢がどうしてひつようなのだろうか。その人がそこにいる、というだけでは、こころが満たされない。人間は、その來(lái)歴にかかわる情報(bào)が伴なって、はじめて完全な人間と認(rèn)められるのだろうか。そこが他の動(dòng)物と違うところなのか、あるいは、ぼくたちが②ゆがんだ文化のなかにいるのか。
先日、東京で一人の中年男性が病死した。五年間いっしょに生活していた女性が、死亡屆を出そうとしたら、彼の戸籍抄本も身分証明書(shū)も偽物だったという。夫はいったい誰(shuí)だったのだろうかという疑問(wèn)が彼女の心を揺り動(dòng)かす。
決して彼にだまされたとは思わないし、ともに過(guò)ごした月日に悔いはないが、それでも夫の正體を突き止めたいという気持ちは強(qiáng)い。出身、経歴、資格、そして年齢と言う情報(bào)を抜きにしては、アイデンテテが成り立たないのであろう。
人を見(jiàn)るとすぐ年齢を推測(cè)すると言う習(xí)慣は、日本の社會(huì)にかぎらないが、年齢によって行動(dòng)様式が規(guī)制される文化のなかで育った意識(shí)だろうか、「年相応」という考え方は、とくに日本において強(qiáng)いようである。
ぼくたちは、人にあったときに、相手が何歳ぐらいだろうかという見(jiàn)當(dāng)をつける。そして、その見(jiàn)當(dāng)があたっているかどうかを確かめたい誘惑にかられる。？？若い」とか？？老けている」という評(píng)価は、戸籍の上の年齢を知った上でなければ下せない。つまり、③）な印象なのである。
日本では、成人してしまえば、それから年を取ることは（a）」であり、それはもう（b）を意味している。小さな字が見(jiàn)えなくなり、すぐつかれるようになり、記憶力も衰えてくる。（a）のイメージはすべてマイナスである。
けれども、最近の研究によると、戸籍上の「暦年年齢」は、実際に仕事をする能力とはあまり関係がないのだそうである。そこで、アメリカでは④「機(jī)能年齢」という新しい概念が生まれた。主として労働市場(chǎng)で使われているようだが、これは職務(wù)遂行能力を測(cè)って決められる年齢なのだ。
（⑤）だから、暦年を基礎(chǔ)とする定年制は、年齢による差別だとして、アメリカでは禁じられるようになったという。日本人も、この十五年間のあいだに、機(jī)能年齢がほぼ十歳若返ったようだ。
無(wú)論機(jī)能年齢が暦年年齢より若い人ばかりとはかぎらない。四十歳でも能力は六十歳なみに落ちているという人もいる。だから、暦年年齢で割り切ると不公平になるのである。
注1序列：身分や年齢を一定の基準(zhǔn)で並べた順序
注2來(lái)歴：物や人の今までの歴史
注3戸籍：家族の名前、生年月日などを書(shū)いた公式の文書(shū)
注4抄本：元の書(shū)類から一部を?qū)懁筏繒?shū)類
注5遂行：（仕事を）最後まですること
問(wèn)1①「そういう配慮」とはどういうことか。
1）異性に會(huì)ったときその人の歳を考えること
2）自分と相手がいくつ違うか考えること
3）自分が相手より歳が多いと思わせること
4）年齢の離れている人とは付き合わないこと
問(wèn)2②「ゆがんだ文化」とは、ここではどういうことか。
1）相手の存在だけで満足できず、年齢などの情報(bào)を求める文化
2）どの人も完全な人間だと認(rèn)めようとしない文化
3）動(dòng)物と違って、相手のことを理解しようとしない文化
4）年齢などの情報(bào)だけで相手を完全に信じてしまう文化
問(wèn)3（③）に入る適當(dāng)な言葉を選びなさい。
1）主観的 2）感覚的 3）個(gè)別的 4）相対的
問(wèn)4（a）（b）に入る組み合わせとして正しいのはどれか。
1a）退化 b）能力が衰えること
2a）退化 b）筋力が弱くなること
3a）老化 b）能力が衰えること
4a）老化 b）筋力が弱くなること
問(wèn)5④「機(jī)能年齢」とはどういうことか。
1）體の機(jī)能を調(diào)べて、どのぐらい正常かという數(shù)値で見(jiàn)た年齢のこと
2）能力とは関係のない、まったく新しい概念で考え出した年齢のこと
3）きちんとした仕事がどのくらいできるか、という基準(zhǔn)で見(jiàn)た年齢のこと
4）どのぐらい働くとどのぐらい疲れるか、という統(tǒng)計(jì)から考えた年齢のこと
問(wèn)6（⑤）に入る最も適當(dāng)な文章はどれか。
1）中高年の職業(yè)能力は、思ったよりも高く、安定しているので、暦年年齢はむしろ當(dāng)てにならない。
2）中高年の職業(yè)能力は、あまり高くなく、年とともに低下するので、暦年年齢はかなり當(dāng)てになる。
3）中高年の職業(yè)能力は、思ったよりも高いが、かなり不安定なので、暦年年齢を考慮した方がいい。
4）中高年の職業(yè)能力は、人によって個(gè)人差があるので、暦年年齢を無(wú)視しては正しい判斷ができない。
問(wèn)7作者は「年齢」をどのように考えているか。
1）日本では年齢がたいへん重要だが、アメリカではそれほど重要視されていない。
2）日本では年齢を考えた行動(dòng)を期待されるが、年齢はその人の本當(dāng)の姿を伝えていない。
3）日本人は年齢を気にするから、アメリカの機(jī)能年齢という概念は受け入れられない？？
4）日本でもだんだん年齢を重要視しなくなっているので、年齢を気にする必要はない。
正解
問(wèn)題Ⅰ（1）4?。?）2 ?。?）2 ?。?）3 （5）3 （6）1?。?）4
問(wèn)題Ⅱ（1）3 （2）4 ?。?）2 ?。?）4 ?。?）1 （6）2?。?）3
問(wèn)題Ⅲ（1）3?。?）3 ?。?）2 4
問(wèn)題Ⅳ（1）2?。?）1 ?。?）4 ?。?）3 ?。?）3 （6）1?。?）2