日語文法:句読點(diǎn)の打ち方

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日本語の文には、「句點(diǎn)(。)」と「読點(diǎn)(、)」があります。句點(diǎn)(読點(diǎn))を書くことを「句點(diǎn)(読點(diǎn))を打つ」と言います。
    句點(diǎn)の打ち方は、簡単です。文の終わりに打ちます。また、文の終わりには、必ず句點(diǎn)が必要です。
    一方、読點(diǎn)の使い方には、正式な規(guī)則はありません。読點(diǎn)は、文を書く人が、文が読みやすくなるように考えて打つものです。しかし、「自由に考えて使ってください」と言われても、どのように使えばいいのか、困ってしまいます。そこで、「読點(diǎn)を打つ場(chǎng)所」について、ごく簡単にまとめてみましょう。
    まず、短い文には、読點(diǎn)を打つ必要がありません。例えば、「これは鉛筆です?!工趣竸?dòng)物園にパンダがいます?!工趣いΧ踏の膜?、普通、読點(diǎn)を打ちません。しかし、例1のような長い文には、読點(diǎn)を打ったほうが読みやすくなります。
    例1:それから図書館に行ったら田中さんがいたので一緒に宿題をしました。
    読點(diǎn)をどこに打つか
    読點(diǎn)を打つ場(chǎng)所として、特に意識(shí)してほしいのは、「接続詞(接続の言葉)の後」と「助詞の後」です。
    「接続詞の後」には、読點(diǎn)を打ちます。文のはじめの「しかし」「だから」「つまり」などの後です。また、「以上のように」「それを基本として」などのような、文をつなぐ言葉の後にも、読點(diǎn)を打ちます。
    「助詞の後」には、読點(diǎn)を打つ場(chǎng)合と打たない場(chǎng)合があります。「のに」「ので」「たら」「から」などの「接続助詞の後」には、読點(diǎn)を打ちます?!袱稀埂袱狻埂袱长健埂袱丹ā工胜嗓吾幛摔狻⒄i點(diǎn)を打つことが多いです。「が」「を」「に」「で」などの場(chǎng)合、「その助詞の前に名詞句(節(jié))がある時(shí)」は、打ったほうが読みやすくなります。また、「に」「で」が、場(chǎng)所や時(shí)間を表す場(chǎng)合も、読點(diǎn)を打ったほうが読みやすくなることが多いと思います。それに対して、助詞「と」「や」「の」などが、名詞と名詞をつないでいる場(chǎng)合には、読點(diǎn)を打ちません。
    そのほかに、いくつかの動(dòng)詞や形容詞を並べる時(shí)にも、読點(diǎn)を打つことが多いです。
    例えば、次のように読點(diǎn)を打ちます(ただし、絶対にこのように打たなければいけない、というわけではありません)。
    例2: それから、図書館に行ったら、田中さんがいたので、一緒に宿題をしました。
    例3: 學(xué)校で、6年間、フランス語を勉強(qiáng)したのに、簡単な會(huì)話さえ、全くできないということは、その勉強(qiáng)のやり方が、間違っていたということでしょう。
    例4: パーティでは、みんな飲んで、食べて、歌って、ゆかいに過ごしました。
    一般的にいって、中國の生徒が書いた日本語には、読點(diǎn)が少なすぎます。これは、漢語には、あまり読點(diǎn)(,)を打つ習(xí)慣がないこと、モンゴル語や朝鮮語を母語とする生徒は、母語が「わかちがき」をするので、やはり読點(diǎn)を使う習(xí)慣がないためだと思います。作文指導(dǎo)をする時(shí)には、上にまとめたことを基本にして、読點(diǎn)をどこに打つか、自分で考えながら文を書くように指導(dǎo)してください。また、句読點(diǎn)を打つ時(shí)には、必ず一マス使うこと、読點(diǎn)を打たない空白のマスを文中に作ってはいけないということもあわせて指導(dǎo)してください。