強制起訴された被告に対する全國で初めての判決です。沖縄県の投資會社社長が投資家から金をだまし取ったとして詐欺の罪で強制起訴された裁判で、那覇地裁は１４日、會社社長に無罪を言い渡しました。
この裁判は、沖縄県南城市の投資會社社長が未公開株が上場するなどと持ちかけ、県內の投資家３人から合わせて４８００萬円をだまし取ったとして、詐欺の罪で強制起訴されたものです。
１４日の判決公判で、那覇地裁の鈴木秀行裁判長は「上場する確率が低いと認識していたとは言えず、詐欺には當たらない」として、懲役７年の求刑に対し無罪をい渡しました。
會社社長は那覇地検の捜査で不起訴となりましたが、那覇検察審査會が２度にわたって「起訴相當」と議決したことを受け、検察官役の指定弁護士によって強制起訴されていました。（14日20:40）
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