消費稅増稅をめぐる民主黨の小沢元代表との関係について、野田総理は「抵抗勢力をつくるやり方はしない」と話し合う姿勢を強調(diào)しました。民主黨內(nèi)では、輿石幹事長ら執(zhí)行部が間に入って「野田－小沢會談」を?qū)g現(xiàn)させ対立回避に動くよう求める聲が強くなっています。
「（民主黨の）小沢さんたちは違うことをおっしゃっているじゃないですか、あなたは政治生命をかけると言ったことはおかしくなりますよ」（自民黨・野田毅元自治相）
６日の予算委員會で自民黨は、郵政改革の時の小泉元総理を引き合いに出し、消費稅増稅を巡って小沢元代表ら反対派と袂を分かつ覚悟があるのかと、いわゆる「小沢氏切り」を迫りました。
「私は小泉さん（元首相）のように抵抗勢力をつくって物事を進めるというやり方は今回のテーマはふさわしいと思っていません」（野田首相）
これに対し野田総理は小泉氏の手法を否定し、最後まで小沢氏らと話し合う考えを強調(diào)しました。
「私は、必ずしもこの２～３か月で解散総選挙はあり得ないと思っておりますけど」（民主黨・小沢一郎元代表）
ですが、「黨內(nèi)の大半は増稅に反対」だとする小沢氏は、野田総理が増稅路線を撤回しない以上、妥協(xié)の余地はないとしています。
野田総理と小沢氏の全面対決による黨の分裂が懸念される中、黨內(nèi)からは輿石氏ら執(zhí)行部の仲裁を求める聲が出始めました。
「執(zhí)行部には黨內(nèi)で一致した行動ができるようなことをぜひ努力してもらいたい」（民主黨・川上義博參院議員〔小沢グループ〕）
午後の常任幹事會では、「このままでは自民黨などに振り回されるだけだ」として、野田総理と小沢氏の會談を?qū)g現(xiàn)させ分裂の危機を回避するよう執(zhí)行部に求める意見が相次ぎました。輿石氏も、野田総理と小沢氏の會談の可能性について模索を始めましたが、周囲には「小沢氏がどの程度本気で反対するのかハラがわからない」と漏らしています。
野田・小沢會談により全面対決を避けることができるのかどうか、道筋が見えない狀態(tài)が続いています。（06日17:11）
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