悪質(zhì)な運転に厳罰を求める聲にこたえた司法判斷が下されました。愛知県春日井市で４人が死亡した飲酒事故の控訴審で、名古屋高裁は、業(yè)務上過失致死傷罪を適用した懲役６年の１審判決を破棄、被告の男に、より罪の重い危険運転致死傷罪を適用し、懲役１８年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは桑山健被告（２７）です。桑山被告は去年２月、春日井市內(nèi)で酒を飲んで車を運転中、赤信號で交差點に進入、タクシーと衝突し、運転手と乗客３人を死亡させました。
一審の名古屋地裁は、「故意に信號を無視したとは言い切れない」と、予備的に追加された業(yè)務上過失致死傷罪で懲役６年の判決を言い渡し、検察側(cè)が控訴していました。
２５日の控訴審判決で、名古屋高裁の片山俊雄裁判長は、「交差點の見通しは良好で、信號確認を妨げるものはない。ことさらに赤信號を無視した犯行は無謀と言うほかない」と述べ、１審判決を破棄、桑山被告に危険運転致死傷罪を適用し、懲役１８年を言い渡しました。(25日11:37）
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