民主黨の小沢元代表が、自らの政治とカネの問題について年明けの通常國會で衆(zhòng)議院の政治倫理審査會に出席すると表明しました。しかし、小沢氏が條件を付けたため、黨執(zhí)行部は無條件で出席しない限り招致を議決する方針です。
「私は自分自身、政治家の判斷として、來年の常會（通常國會）において、政治倫理審査會に自ら出席することを決意をいたしました」（民主黨・小沢一郎元代表）
これまで政倫審での弁明を拒否していた小沢氏が、一転、自発的な出席の意向を表明しました。
「先般、民主黨の最大の支持母體でもある連合の皆さんから、とにかく挙黨一致の體制で難局を乗り越えるよう強い要請があったわけでございます。また、國民の皆様に対し、また、同志の皆様に対しましても多大なご心配、ご迷惑をおかけしていることを私自身も大変申し訳なく思っているところであります」（民主黨・小沢一郎元代表）
ただ、小沢氏は政倫審出席の時期について次のような條件を挙げました。
「政倫審に出席しなければ國會審議が開始されないという場合、通常國會の冒頭で出席し、國會審議を開始するための主たる條件ではないということであれば、來年度予算の成立後に出席する」
これは、野黨側が問責決議を受けた仙谷官房長官らの交代を國會審議に応じる條件としていることが念頭にあるとみられます。２７日に菅総理が內(nèi)閣改造を検討する考えを示したことを逆手に取った形です。
會見に先立ち、小沢氏は鳩山前総理と會い、政倫審に出席する意向を伝えました。その際に、円滑な國會審議のためには仙谷氏らの交代が必要という認識で一致したといいます。
「問責の問題の方が國會の審議にとって大きな問題だから、ここは菅首相としても、あるいは幹事長、國対によるわけですけども、しっかりやってもらわないといかんなあという話はありました」（鳩山由紀夫前首相）
小沢氏の政倫審出席表明について、小沢氏に近い議員は・・・
「私も高く評価したい」（民主黨・輿石東參院議員會長）
「政治は『信なくば立たず』ですから、決斷をしたということは私たちにとってもいいことだと思います」（原口一博前総務相）
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