日銀の福井総裁は、最近の株価の急激な値下がりや住宅投資の低迷について、「先行きを判斷する上で微妙な局面に差し掛かっている」という認(rèn)識を示しました。
「背景となる経済や金融市場の先行きを判斷する上で、微妙な局面に差し掛かっていることは事実」（日銀福井俊彥総裁）
福井総裁は政策決定會合の後の會見で、株価の急激な値下がりやアメリカの経済に減速傾向が見られることに対して懸念を示しました。ただ、株価の値下がりに対しては、「中央銀行の立場からは十分警戒的な目で見ていかなければならない」と述べるにとどまりました。
また、市場の一部で利下げ期待が高まっていることについては、「承知している」と述べましたが、「足元の問題で性急に政策判斷をすることはしない」とも強(qiáng)調(diào)しました。
一方、日銀は政策決定會合で去年１０月に発表した、いわゆる「展望リポート」の中間評価を行い、２００７年度の成長率は１％臺半ばから後半とされる「潛在成長率」を、「やや下回る水準(zhǔn)になる」と下方修正しました。
日銀は、１０月に発表した展望リポートで今年度の実質(zhì)成長率をプラス１．８％と見込んでいました。２００８年度については、「海外経済やエネルギー・原材料価格高の影響などに注意する必要がある」と指摘しながらも、「潛在成長率をやや上回る」との見通しを示しています。（22日19:54）
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