広島少年院で、収容中の少年らに暴行を繰り返したとして、特別公務員暴行陵虐の罪に問われた元教官に、懲役９か月の実刑判決が言い渡されました。
広島少年院の一連の暴行事件では、起訴された事件だけで被害少年の數(shù)は２６人に上り、５人の元教官が４３件の暴行や虐待を繰り返した罪に問われています。
一連の事件で、初めての判決が広島地裁でありました。判決によりますと、元主任教官の田原克剛被告（４３）は去年３月、當時１６歳の少年に対し、「これを飲んで死ね」と言いながら口に洗剤の容器を押し付けるなど、２人の少年に暴行を加えました。
判決で伊名波宏仁裁判長は、田原被告の犯行が「少年らに暴力の是認など悪しき価値観を根深くすり込んだ」と指摘した上で、「少年院の矯正教育に対する國民の信頼を大きく失墜さぜた」と斷罪し、懲役９か月の実刑を言い渡しました。（19日13:40）
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