南米チリで起きた鉱山の落盤事故で、救出された作業(yè)員らが17日、再び現(xiàn)場を訪れました。全世界に感動を與えた奇跡の救出劇ですが、後には補償や安全対策など多くの課題も殘っています。
業(yè)員らは17日に再び現(xiàn)場を訪れ、救出されたことに感謝するミサに參列しました。救出までの70日間、家族たちが滯在していた「希望」と名づけられたキャンプの片付けも進み、閉鎖される予定の鉱山の入り口には金網(wǎng)がかけられています。
「今、大切なのは、鉱山労働者を大事にすべきということを世界に伝えることだ」(作業(yè)員のリーダー、ルイス・ウルスアさん)
命を救われたことへの感謝の祈りが捧げられている橫では、同じ鉱山の33人とは別の作業(yè)員らが、速やかな賃金支払いや安全対策の向上を求めて抗議活動を行っていました。
中國や日本にも多くの鉱物を輸出し鉱業(yè)が國の主要産業(yè)でもあるチリですが、事故が頻繁に起きていて、今年の鉱山の事故での死亡者はすでに35人に達しています。
作業(yè)員の救出に立ち會ったピニェラ大統(tǒng)領(lǐng)は鉱山での労働環(huán)境の改善を明言していますが、企業(yè)の利権も絡(luò)み、長い間放置されてきた狀況を変えるための具體策はまだ見えてきていません。
今回の救出劇が感動のドラマというだけで終わらないためにも、今後、こうした鉱山での労働環(huán)境の改善が求められます。(18日11:13)
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