返還から10周年を迎えた香港で、記念セレモニーに胡錦濤・國家主席が初めて出席しました。中國政府が香港での成果を強調する一方で、民主化を求める聲も高まっています。
胡錦濤・國家主席は演説の中で、共産主義と資本主義が共存する「一國二制度」の統(tǒng)治システムが成果をあげていると強調しました。
アジアの金融センターとして繁栄を極めた香港ですが、この10年、通貨危機や新型肺炎SARSなどによるダメージは大きく、成長著しい中國本土が、主導権を完全に握ってしまいました。
立法委員で民主化運動のリーダー、梁家傑さんは、中國本土にコネがある者だけが甘い汁を吸うという構図が、新たな「格差」を生み出していると指摘します。
「金持ちはますます裕福に、貧しい人はますます貧乏になる。しかし、政府はこの格差をなくす手助けをしてくれないのです」(香港立法委員梁家傑さん)
梁さんは今年3月の行政長官選挙で、中央政府がバックアップする現(xiàn)職を相手に、返還後初めて決選投票に持ち込んだ人物です。「中央政府の言いなりになりたくない」という、香港市民の強い思いを代弁しました。
「今回の選挙によって、政治は手の屆かないものではなくなった」(香港立法委員梁家傑さん)
香港は集會や言論の自由が保障されている、中國では特別の地域です。民主化へのうねりが起こるとすれば、その時が再び香港の存在価値が見直される瞬間かもしれません。(01日17:11)
以上是日本留學網(wǎng)https://riben.liuxue86.com/exam/日語組小編整理的2011年03月日語能力測試的《『日語學習』生活:返還10周年、香港で記念セレモニー》文章,恭祝大家考試順利通過!